個別株投資で勝ち続けるってほんとめっちゃ難しいんです!プロでもむずい。
だから、FIRE(経済的に自立して早期退職)するための手段としてよく取り上げられるのが「投資信託」。
FIREを狙ってないにしても、老後資金を作るのに投資信託はおすすめ。
ずぶの素人でもプロに近い運用成績を収めることができる。
とはいえ、投資信託なら何でもいいってことはもちろん無い!
だから、投資信託の賢い選び方を勉強して、堅実に資産を増やそう。
投資信託選びを失敗すると、たとえ株価が好調でも損することがあるんです。
投資信託のメリットやデメリット、なぜ初心者におすすめなのか、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
FIREのための投資候補、投資信託とは?メリットやデメリットを簡単に紹介
投資信託の選び方
前回の記事で、素人にもおすすめの投資ということで紹介した投資信託ですが、中にはいくら待っても利益が出ない投資信託(商品)もあります。
なので、投資信託選びがとても重要になります。
いい投資信託を選んで、後は定期的に定額購入し、長期投資をして十分なリターンが出るころに売りましょう。
投資信託を厳選する順番として、「資産クラス」→「インデックスかアクティブか」→「信託報酬」があります。
投資信託の資産クラスと選び方
投資信託が投資対象とする資産クラスには、以下のようなものがあります。
・国内株式(リスク中)
・先進国株式(リスク中)
・新興国株式(リスク大)
・国内債券(リスク小)
・先進国債券(リスク小)
・新興国債権(リスク中)
・J-REIT国内不動産投資(リスク中)
・海外REIT(リスク中)
・コモディティ(リスクは様々)
・上記を組み合わせたバランス型
これらに対してどういったバランスで投資するかがとても重要になります。
リスクは小さいほど損失が少ないですが、利益も少ない。
リスクが大きいほど損失が大きくなる可能性があるけれど、利益も大きくなる可能性があるといった感じなので、自分のリスク許容度に合わせて配分を考えましょう。
基本的に働いていてリスクを取れる間は国内株式、国内債券、外国株式、外国債券をメインに投資します。
さらに、年齢によってその配分を変えます。
例えば、若い時ならリスクをとって新興国の株式の比率を多くするのもあり。
また、あまりリスクを取れない年齢になってきたらリスクが低い債券の比率を高めたり、と状況に応じて投資比率を変えていきます。
各個人のリスク許容度に左右されるので、これという正解はありません。
ちなみに私の場合、今は年間の貯蓄額400万円くらいは失っても許容できると考えています。
それくらいリスクが取れるので、先進国・新興国株式に絞って投資をしています。
なぜ米国・新興国株式なのか
リスクが高めのものの中には国内株式もあるのに、なぜ私がそれを外しているのかわかりますか?
答えは、日本の人口が減少していくことがほぼ確実だからです。
人口が減るということは、経済が縮小していくことが予想されるので、企業は好業績を保つのが難しくなります。
対して、例えばアメリカは現在でも人口増加しています。
人口増加に伴い経済がさらに拡大していくことが見込まれるので、アメリカを中心に投資しています。
何十年か後には状況が変わってくる可能性があり、新興国(中国やインド)がぐっと伸びてくる可能性があるので、日本を除く全世界株式にも投資しています。
中国やインドの人口増加に伴い経済も発展すると見込まれるとはいえ、市場が安定しているのはアメリカです。
中国なんかは政府の方針次第で企業の業績ががらっと変わってしまうのが当たり前です。
そういう点を考えると、米国一筋でもいいような気はしています。
なので、米国への投資のほうが割合は大きいです。おそらく8~9割。
インデックスかアクティブか
投資する資産クラスが決まれば、次はインデックスファンドかアクティブファンド、どちらを選ぶかです。
インデックスファンドとは、株価指数などの指標に連動した運用を目指す投資信託を指します。
つまり、日経平均やNYダウ平均と同じ価格変動を目指すということです。
一方、アクティブファンドは、ファンドマネージャーが投資商品を選別・運用し、株価指数など市場平均以上の収益を目指す投資信託です。
これだけ聞くと、アクティブファンドのほうがよさそうですね。
しかし、長期的に見るとインデックスファンドのほうがアクティブファンドよりも高い利回りを実現しているという結果が出ています。
また、インデックスファンドのほうがアクティブファンドよりも信託報酬という、保有するとかかるコストが安いため、利益が出やすくなっています。
というわけで、インデックスファンドを選びましょう!
信託報酬の違い
さあ、ここまでくればあとは信託報酬というコストが安いインデックスファンドを選ぶだけです。
米国あるいは全世界株式へ投資をするインデックスファンドで信託報酬が安い投資信託は以下のものがあります。
右端の%は信託報酬です。
・SBIインデックス 全世界株式 0.1102%
・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)0.1136%
・SBIバンガードS&P500インデックスファンド 0.0938%
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.0968%
これを見てわかる通り SBI証券 が取り扱っている商品はコストが安い!
投資信託を始めたら注意すべきこと
例えば先ほど紹介したインデックスファンドを毎月積立投資した場合、以下のような注意点があります。
年に1回リバランスを行う
株式や債券を組み合わせているなら、1年に1回程度、価格が上昇したものを売って、価格が安くなっているものを買う、「リバランス」をやりましょう。
ほっておくと株式の比率が高まり、リスクが想定したよりも高くなってしまうことがあります。
売却して再購入するのに手数料がかかったりするので、リバランスは何回もやりすぎてもよくないので注意。
途中で売却しない
過去の運用結果から、20年積立投資を続ければ、元本割れする可能性が限りなく0になります。
逆に、5年~10年しか運用しない場合、損失が出る人の割合が増えました。
一番投資成績がいいのは、なんと「亡くなった人」なんです。
自動積立投資設定をしたら、そのことを忘れましょう。
為替リスク、元本割れリスクを理解する
投資信託を長年やれば100%利益が出るとは誰にも言えません。
また、株価が好調であっても、外国資産に投資する場合は為替の影響を受けて損失が出ることもあります。
例えば、1ドル130円の時に米国株式を購入し、1ドル90円のときに売却した場合、株価が同じだとしても、1ドル90円に目減りしてしまうので損失が出ます。
選び方と注意点まとめ
まず、投資信託の賢い選び方は以下の通りです。
信託報酬が安い、米国あるいは全世界株式に投資するインデックスファンドを選ぶ。
具体的には以下の2つなど。
・SBIインデックス 全世界株式 0.1102%
・SBIバンガードS&P500インデックスファンド 0.0938%
それらを自動積立投資する設定をしたら、そのことを忘れる。
そして20年以上長期積立投資をすれば、元本割れの可能性が限りなく0に近づく。
上記2つを選べば、債権が入っていないのでリバランスの必要がありません。
ただし、個人のリスク許容度に合わせて株式や債券の比率はよく検討する。
さあ、それじゃあ SBI証券 で口座開設して、積立投資を始めよう!
これで銀行に寝かせておくだけでは増えなかったお金が、増えていってくれます♪
Kindle電子書籍「普通の素人会社員が低リスクでできる収入アップ術: 平凡な私が、実用書などで紹介されている副業・投資をやってみた結果」に私が購入している投資信託の実績を載せています。
投資信託を購入する場合は、NISAやiDeCoなど非課税口座を使うのがお得♪
積立NISAかiDeCo(個人型確定拠出年金)どっち?徹底比較。併用もおすすめ。
【関連記事】
FIREのための投資候補!?ETFとは?投資信託との違いやどっちを選べばいいのか解説
★にほんブログ村に参加しています★
クリック頂けると嬉しいです!