まにゃブログ(投資・節約・副業・子供のお金の教育)

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投資や副業で2千万円失ったけど、実質4年で資産3千万円超え。失敗談、初心者向け投資・節約・副業、子供のお金の教育を発信!

人生100年時代の行動戦略「LIFE SHIFT(ライフシフト)2」を要約

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月に10冊以上本を読んでいる、まにゃです!

読書ジャンルは「投資」「節約」「副業」「子育て」「実用書」あたりです。

 

今回はざっくり「実用書」に分類される、「LIFE SHIFT(ライフシフト)2」を要約しました!

 

人生100年時代の行動戦略。

正解のない時代を乗り越え、自ら未来をつくるための生き方指南書。

あなたの将来の選択肢と老い方は、今どう行動するかで決まる。

 

こういったテーマで書かれた本です。

これからの投資や副業、子育てにも影響してくる情報が書いてあるので読みました。

 

例えば、米国株や全世界株への長期積立投資の前提となっている条件が今後崩れ去るかもしれないなど、重要な情報が載っているので必見です!

 

 

 

 

 

「LIFE SHIFT(ライフシフト)2」では、テクノロジーが急速に変化する中で、長い人生を生きる私たちにとって、健康スキル・人生の目的・雇用・人間関係を維持することがいかに重要か強調されています。

 

 

導入文および概要

新型コロナは人類が初めて経験したパンデミック

死亡率が年齢とともに上昇する病気の流行は、高齢化時代における社会と経済の弱点を攻めて浮き彫りにした。

 

今回のパンデミックで痛感させられた事の1つは健康の大切さ。

長寿という目覚ましい成果をあげたからこそ、日本は経済のあり方を大きく変える必要に迫られている。

 

人々がただ長く生きるだけではなく、長く生産性を保ち続けるためには健康が必要不可欠。

60歳を超えた高齢者の雇用を増やすだけでは十分ではない。

 

第1部では、テクノロジーの進化と長寿化の進展の相互作用を理解するために、目覚ましい進歩を遂げている人工知能とロボット工学について論じる。

そして、平均寿命と健康に関するトレンド、社会の高齢化の流れについてみていく。

 

第2部では、社会的開拓者としてあなたが自力で成し遂げられることはたくさんあることをみていく。

 

しかし、あなたの選択と決断は他者と無縁ではない。多くの人が光り輝くためには、組織や制度も変わらなくてはならない。

そこで第3部では、経済と社会の仕組みがどのような大転換を遂げるべきかを指摘する。

 

 

第1部

テクノロジーの発展によって私たちの仕事は奪われてしまうのか。

第1部では、失業しないためにどのような能力が必要か、人間が機械に勝てる分野とは何かについて書かれています。

 

ここで、ちょっと気になる情報が。

近年目覚ましい経済成長を遂げた中国も急激な人口学的遷移を経験している。

1950年の中国の平均年齢は24歳。しかし、その後中国の GDP が目覚ましく成長し、2017年には平均年齢が37歳に達した。一方で世界の平均年齢は30歳。

2050年には中国の平均年齢は48歳に到達するとみられている。

 

このような変化に伴い、社会で65歳以上の人が占める割合も大きくなる。これは世界的にみられる現象だ。

 

今日の世界では5歳未満の人よりも65歳以上の人のほうが多くなりつつあり、これは人類史上初めてのこと。

2050年には世界の人口に占める65歳以上の人の割合は、6人に1人になる見通し。

 

世界的に見たら子供はたくさん生まれていて、少子高齢化は日本や一部の先進国の話かと思っていました。
世界的に高齢化が進めばどうなるか、考えないといけないですね。

 

このままいくと出生率が死亡率と同程度まで下がり、人口増のペースが減速し始める。

1950年にはこの段階に達している国はひとつもなかったが、2050年までに50ヶ国以上が人口減少期に突入すると予測されている。

 

出生率の落ち込みが際立っている日本と中国では既に人口が劇的に減少し始めている。

 

人口が減少すると GDP も減少し、経済成長の鈍化が懸念される。

老後資金の確保や医療の提供、世代間の公平性の面で問題が生じる。

今20代の人は、80代まで働かなくてはならない可能性もある。

 

米国株や全世界株へのインデックス投資は、人口が右肩上がり=経済も発展し続けるという前提に立ったもの。
今の子供が大人になるころには、その前提が崩れるかもしれない。

 

 

 

第2部

第2部では、私たちが個人でどんな取り組みができるかについて、以下のようなことが書かれています。

 

年齢に対する考え方を変える

年齢には、生まれてから現在までの年齢(暦年齢)、生物学的年齢、社会的年齢、主観的年齢など複数の概念が存在する。

 

これまではもっぱら暦年齢を基準に年齢を測り、それを土台にする3ステージの人生を組み立てていた。

3ステージとは、「学生時代」「勤労時代」「老後」。

教育制度や社会環境、政府の政策もその3ステージのモデルを前提に作られている。

 

一方、老いるとはどういうことかを深く理解しようと思えば、生まれてから現在までの年数(暦年齢)ではなく、現在から死亡するまでに残されている年数を考える必要がある。

もっとも、それを正確に算出することは難しい。

 

高齢化社会の到来に警鐘を鳴らす主張は「暦年齢」だけに着目し、高齢者の数が増えている点ばかりを強調する。

その考えは、高齢化社会が個人と社会に多くの機会をもたらし、新たな問題解決を生み出しているという事実を無視している。

年齢が1年増えることにより、進行する老化の度合いが小さくなる「年齢のインフレ」を考慮する必要がある。

 

また、その人がどのように老いるかは、その人が取る行動や周囲の環境、遺伝的要因などによって1人ひとり違う。


そして、自らの行動が将来の自分に影響を及ぼすので、個人による違いは時間を重ねるにつれてさらに広がっていく。

 

 

時間に対する考え方を変える

未来の時間をどう考えるか。

人生が長くなればそれだけ未来の日々が長くなるので、自分の人生の選択肢を考える際は「未来に得られる恩恵を重んじること」が理にかなっている。

 

複利の魔法を身につける

複利の魔法が物を言うのは資産運用だけではない。

これは健康や人間関係への投資など、時間を味方につけられるタイプの他の投資でも有効。

 

新しいスキルを学ぶための投資を例に考えてみよう。

あなたが現在55歳で、65歳で引退するつもりだとすれば、今新しいスキル習得に投資してもそれほど大きな恩恵は得られないかもしれない。

しかし75歳まで働くとすれば話は別。この投資が意味を持ってくる。この恩恵を受けられる期間が長くなるからだ。

 

他にも、健康への投資についても同じことが言える。

あなたが60歳で100歳まで生きるとすれば、70歳まで生きる場合に比べて、今、健康に投資することの意義は大きい。

 

 

子供との時間の重要度が増す

長寿化によって、人生において仕事をしている時間は長くなる。生涯の間に仕事のイベントや打ち合わせに費やせる週末の回数は確実に増える。

 

一方で、子供が赤ちゃんの間に一緒に過ごせる週末の回数は増えない。

結果、赤ちゃんと過ごす時間の価値が総体的に高まる。

 

確かにそうだな!と思いました。人生、まだまだ仕事することになるなら、子供との今をもっと大切にしようっと。

 

 

週休3日という働き方

寿命が延びることで増えた人生の時間は、すべて仕事に費やされるわけではない。

 

例えば、キャリアの途中で移行を遂げるための準備期間を設けたり、60代半ばで一旦職を退き、復帰するまでしばらく仕事を離れたりすることもできる。

 

増加した余暇時間を再配分する方法は、2カ月や3年くらいのまとまった期間、仕事を離れるという形態だけではない。

1日の労働時間を減らしたり、週休3日制で働いたりすることも可能になるだろう。

 

労働時間を減らせるかもしれないという楽観的な見通しの根底には、シンプルな経済的理屈がある。

テクノロジーが人間の生産性を向上させれば1時間当たりの生産額が増加し、働き手の所得も増える。

 

そして人は豊かになるとあらゆるものをそれまでより多く欲しがるようになる。余暇時間も例外ではない。

 

生産性が大幅に向上すると人々は消費を増やし、働く時間を減らし、その結果として生活水準が上昇する。

例えば1870年の時点でドイツ人は週平均68時間、アメリカ人は週平均62時間働いていた。

2000年には、それがそれぞれ41時間と43時間に減っている。

 

もし AI やロボット工学も過去のテクノロジーと同様の影響をもたらすとすれば、ゆくゆくは週休3日制が当たり前になる可能性が高そうだ。

 

今の賃金水準を維持して週休3日になるならいいけど、ただでさえ日本の賃金は下がってるからなぁ。

 

 

第3部 

第3部は個人の話ではなく、企業や教育機関、政府の課題について書かれています。

 

以上、「LIFE SHIFT(ライフシフト)2」の中でも特に私たち個人の生活に影響してきそうな点を要約しました。

 

こういった未来につながる情報はしっかり勉強しておいた方が身のためなので、ぜひ「LIFE SHIFT2」を読んでみてくださいね!

 

 

 

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