まにゃブログ(投資・節約・副業・子供のお金の教育)

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投資や副業で2千万円失ったけど、実質4年で資産3千万円超え。失敗談、初心者向け投資・節約・副業、子供のお金の教育を発信!

金融教育とは?なぜ必要?いつから始める?具体的にどうやる?

金融教育の本を出版した、まにゃです🐈

 

「金融教育」は高校で授業が始まって、ちょっと身近になりましたね。

 

でも、

 

・金融教育って何?

なぜ必要なの?

いつから始める?

・なぜ未就学児から始めるべき?

具体的に何をしたらいい?

 

など疑問がありますよね。

 

それらに応えるべく、今回の記事を書きました。

 

金融教育は子供だけでなく大人にとっても必要だから、よく理解しておこう。

人生を左右するくらいの重要な話!

 

 

 

 

 

子供でも読める、お金の絵本!

家計管理や投資についても学べる。

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金融教育とは

そもそも、「金融教育」って何?

なんか漠然としてますよね。

 

金融広報中央委員会が、金融教育を以下のとおり定義しています。

 

お金や金融のさまざまな働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながら、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる態度を養う教育

 

長くて漠然としてる(笑)

 

つまりは、「お金について学ぶだけじゃない」ということ。

 

 

金融教育の目的は以下の2つ。

 

・「自立する力」の育成

・「社会と関わる力」の育成

 

しっかり自分で稼いで、稼いだお金の中でうまく生活していく「自立する力」。

 

 

「社会と関わる力」に関しては、大人でもほとんど認識できていない

 

これは何かというと、

自分が使ったお金が社会にどう関わっているか

自分が投資したお金が社会にどう関わっているか

といったこと。

 

例えば、投資した場合。

うまくいけば配当金がもらえるだけじゃないんです。

投資することが会社の支援に繋がり、支援した会社が利益を上げれば、個人にも還元されます。

 

日本では「金儲け=悪いイメージ」が強い。

でも、お金は誰かに喜んでもらってこそもらえるものなので、むしろ良いこと。

 

それなのに、ニュースで企業などの不祥事ばかり取り上げられ、金儲けが悪いイメージになってしまっているのが残念。

 

そういう誤った価値観を正すことも、金融教育の重大な役割。

 

 

なぜ金融教育が必要なのか?

高校で金融教育が始まったきっかけは、「日本の金融教育が他国に比べてかなり遅れているから」です。

 

では、そもそもなぜ、金融教育が必要だと思いますか?

 

以下のとおり、これまでの日本とこれからの日本で、状況がかなり変わるからです。

 

貯金をしていてもお金が増えない

ひと昔前は、10年間定期預金に預ければ、利息がついてお金が2倍に増えました。

 

が、今では定期預金の利息は年利0.002%程度

増えないどころか、ATM手数料を払っていたら減っていきます。

 

 

給料、退職金、年金が減っている

給与所得者の平均給与は、ひと昔前と比べると減少しています。

 

以下は厚生労働省が公表しているデータ

 

 

数年前から回復基調ですが、このままひと昔前ほどの給与水準に戻ると思いますか?

あなたは肌で感じていると思います。

 

 

給与の減少に伴い、退職金の平均額も減っています。

 

厚生労働省が5年ごとに行う退職金の支給実態の結果。

 

例えば、「大卒以上」「管理・事務・技術職」「定年退職」「勤続20年以上」「45歳以上」の退職者に対する退職金の平均支給額は以下のとおり。

 

・1997年 2,871万円
・2003年 2,499万円
・2008年 2,323万円
・2013年 1,941万円
・2018年 1,788万円

 

なんと、この20年で1,000万円以上減っている(泣)

 

さらに、みなさんご承知のとおり、年金の支給額も減っています。

 

 

寿命が伸びている

貯金でお金を増やせないのに、もらえるお金は減るばかり。

そんな状況の中、平均寿命は順調に伸びています。

 

厚生労働省 平均寿命の推移

 

つまり、人生で必要になるお金が増えます。

 

会社員になって貯金をしているだけでは、今までのような生活水準を維持できないことが目に見えていますね。

 

 

さらに、

 

・いつ失業してもおかしくない時代

・インフレによる物価上昇

 

など、お金が減る可能性はまだまだある。

 

そんな状況でも楽しく生き抜くための知恵であり、武器となるのが「金融教育」。

 

こんなに大事なのに、「英語」や「プログラミング」などと並んで取り上げられないのが不思議。

 

 

なぜ幼児期から家庭教育?

金融教育の重要性はわかった。

でも、なんでわざわざ未就学児から始めるの?

 

そう思いますよね。

 

小学校では、「お金は大切に使うもの」。

中学校では、「お金のより良い使い方」。

高校では、「投資も含めた幅広い金融教育」。

 

を教えてもらえるんだから、家庭で金融教育をしなくてもいいじゃん。

 

私もそう思ってました!

でも、違うんですよ。

 

なんで幼児期から、英語やピアノ、各種スポーツを習わせているの?

育児本を読んだことがある人なら、以下のような情報を見たことがあるのではないでしょうか。

 

 

5歳までで人生が決まる

ノーベル賞を受賞した経済学者ジェームズヘックマン教授は、世界で最も有名な幼児教育の研究を根拠に、「5歳までのしつけや環境が人生を決める」と言った。

 

幼稚園の創始者、ドイツの教育学者リードリヒ・フレーベルは「子供は5歳までにその生涯で学ぶすべてを学び終わる」という言葉を残している。

 

だから、幼児期から英語を学ばせたり、スポーツを習わせたりしているんですよね?

なのに、お金の勉強だけ例外って、何か明確な理由があるでしょうか。

 

 

ヘックマン教授やフレーベルさんの言葉は、幼児教育全般について述べた言葉です。

お金の話に特化するなら、「お金の教育がすべて。 7歳から投資マインドが身につく本」が参考になります。

 

この本の中に、「お金の信念は6歳までに形成される」と書かれています。

 

例えば、

 

「お金は苦労して稼ぐもの」と口酸っぱく言われて育った子供は、そういった信念ができあがり、お金は労働収入で稼ぐことが正しく、資本収入でお金を稼ぐことに嫌悪感を抱くようになる。

 

と書かれています。

 

そして、投資をするという行動に移すことができなくなる。

 

詳しくはこちらの記事へ。

お金の教育がすべて。「7歳から投資マインドが身につく本」を一部紹介。

 

実際、アメリカやイギリスでは、金融教育は早ければ幼稚園で行っています。

 

 

他にも、こんな理由で私は幼児期から金融教育を始めています。

 

お金持ちは家庭で金融教育をしている

資産形成の助けになる本を読んでいると、「お金持ちは、お金持ちたらしめる教育を子供にしている」ことがわかります。

 

例えば、「となりの億万長者」。

億万長者たちは、子供に質素倹約を徹底しています。

もちろん、投資についても教えています。

 

名著「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキさんは、子供のころから「金持ち父さん」の教えを受けることで、お金持ちになっています。

 

親の価値観や発言は、子供に大きな影響を与える。

 

 

私が、家庭での「正しい」金融教育は大事だと認識したきっかけとなった、友達の言葉を紹介します。

 

会話の中で、「私はつみたてNISAで投資信託を買っている」という話が出たとき。

彼女は、「絶対、投資なんかやらない!」と非常に強い口調で言いました。

 

祖父が投資で大失敗して、彼女の家庭では、投資は絶対タブーとして伝えられてきたそう。

ずっとそう言われてきたから、もう絶対に受け入れられないんですね。

 

私自身、投資で800万円大損していますが、彼女の祖父は「適切なリスク管理・銘柄選定ができていなかったのでは?」と思います。

 

私は育休で無給のときに損失確定しましたが、適正なリスク管理・家計の収支管理のおかげで痛手にはなりませんでした。

平均給与の共働き世帯です。

 

あほな失敗をしたおかげで今では、誰でもうまくいきやすい長期・積立・インデックス投資に落ち着きました。

 

とはいえ、投資に100%はないので、老後に株価が暴落してもいいようにリスク管理しています。

 

そういう「正しい」投資の知識なしで投資に失敗して、「投資は危険」と子供に伝えてしまうのは、よくない。

 

教習所に通わずに車を運転して、大事故を起こすようなものです。

 

投資の失敗をカバーできない家計管理も問題。

 

親がうまくいかなかったことを、子供もうまくいかない前提で伝えるのはやめよう。

うまくいく「正しい」知識を、親が勉強して実践するって大事。

 

 

他にも、実生活で感じる、早めに金融教育を始めたほうがいい理由があります。

 

小学生からお金を使い始める

小学生からおこづかいをもらって、自分でお金を使い始めている人がほとんど。

 

つまり、中学生で「お金のより良い使い方」を学んでいては、遅い。

賢く貯める方法を、早いうちに身に付けておいたほうがいい。

 

 

幼児期のほうが素直に受け入れやすい

未就学児のうちは、とても素直。

 

実際、息子が5歳になってから、家で働いてお金を稼ぐ「仕事おこづかい制」をやっていますが、すんなり取り入れてくれました。

 

ところがこれ、小学生になる頃には、「めんどくさい」とかそういう気持ちが芽生えて、取り入れにくくなるという話を聞きます。

 

何かを教えるなら、素直なうちのほうが、スポンジのように吸収してくれます。

 

 

どうやって幼児期から金融教育をするか

幼児期からの金融教育が大事なのはわかった。

でも、どうやって家庭で金融教育すればいいのか?

 

以下のようなことを実践してみよう。

 

 

普段からお金の話をする

日本の家庭では「お金の話はタブー」な風潮があります。

が、家庭内でお金の話をするのが金融教育の第一歩!

 

・どうやって稼ぐのか

・お金は感謝されるからこそもらえるもの

・お金は使えば無くなる

 

そういったことを日々の会話に入れましょう。

 

 

仕事おこづかい制を始める

実践が1番の学びになります。

 

息子が3歳のころからお金に関する絵本を見せていますが、家の仕事で稼ぎだしてから特に興味を持つようになりました。

 

5歳でも家の仕事で稼いで、自分で考えてお金を使えます。

先取貯金や募金も実践中!

 

家の仕事で稼ぐ「仕事おこづかい制」(正式名称は「おこづかいプログラム」)については、こちらの記事へ。

お小遣いは小学生ではなく5歳から!「おこづかいプログラム」体験談~始め方~

 

 

絵本の読み聞かせをする

何かを勉強するのに取り組みやすいのが、絵本。

 

お寿司が好きな息子に、キンメダイなどを使ったお寿司の握りかたの絵本を見せたら、難しい内容なのに1人でしっかり読んでいた。

キンメダイのさばきかた、内臓の位置、各部位の説明など。

 

興味があることなら、自らすすんで知識を取り入れるものです。

 

 

でも、家計管理や投資についてまで説明した絵本が全然ない!

・・・ということで、自分で出版しました。

 

5歳から読める絵本として、家計管理の具体的なやりかたや、投資家といったお金の稼ぎかたにまで踏み込んだ絵本は日本初なはず。

 

5歳息子が監修(笑)

 

3部作で、スマホで読むタイプの絵本

ニーズがあれば紙で出版したいと思っています。

 

絵本の内容は以下のようなもの。

 

なぜ、お金をもらえるのか

誰かに喜んでもらえるからこそ、お金をもらえる。

お金を稼ぐって、みんながハッピーになること。

 

 

 

稼ぎ方の4分類を知ろう

世の中には、以下の4つの分類の働き方がある。

 

E 従業員
S 自営業者
B ビジネスオーナー
I 投資家

 

E とSは、労働収入。

労働の対価として一時的に生まれる収入を得る働き方。

 

Bは、他人や会社に働いてもらって収入を得ている。

 

Iは、お金に働いてもらうことで収入を得ている。

 



 

お金を計画的に使おう

お金は使えば無くなるし、稼げるお金には限度がある。

だから、お金を使う前に計画を立てよう。

 

具体的には、以下の4つに分けてお金を管理。

 

1.ほしいもののためのお金

2.必要なもののためのお金

3.短い間の貯金

4.長い間の貯金

 



 

お金に働いてもらおう

誰でもうまくいきやすい、投資信託を買おう。

でも、お金が減ることもある。

だから、投資をする際に守るべきことも紹介

 



 

 

5歳息子は、「お金を稼ぐ」「お金を貯める」というテーマの絵本は1人でもすらすら読んでた♪

 

でも、さすがに投資がテーマの絵本は難しかったみたい。

 

途中で飽きるかもしれないけど、定期的に何回も読み聞かせるのが大事

ある時、内容が頭に入るようになる。

 

塾も行かずに東大に合格した人の勉強法で、「教科書は7回読み込む」というのがあります。

それは、絵本の読み聞かせからきた習慣だそう。

 

最初は意味がわからない。
でも、何回も繰り返すうちにわかってくる。
最終的には、身に付く。

 

そういうものなんです♪

 

ぜひ、読んでみてください!

 

AmazonのレビューやTwitterで感想頂けると嬉しいです。

 


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