子供が大人になってから困らないよう、お金の教育を考えたいなぁ
そうだね!学力も大事だけど、お金は日々の暮らしに深く関わるものだもんね
とはいっても自分もそんな教育を受けてないから何をしたらいいかわからない!
そんなときに参考にしたらいいのが「子どもにおこづかいをあげよう!」。
わが子がお金で一生困らない、経済的に自立した大人になる、幼児・小学生の親がいま読んでおきたい「おこづかいプログラム」の本です♪
おこづかいプログラム4つの特徴
「ただおこづかいをあげる」場合との違いがこんなにあります!
①親は小遣いを支払い、子どもは「家の仕事」を引き受ける
家族にお願いされて、そのときどきで取り組むのは「お手伝い」。
おこづかいプログラムの「家の仕事」は、事前に両親と話し合って交わした「契約」にもとづき、子供が「責任」を持って取り組むもの。
両親はこの「責任」を果たしたことに対する報酬として「おこづかい」を支払う。
大人が仕事をして給料をもらうシステムを、子供にも体験させるわけです。
②親子で会議を開き、金額と仕事を両者の合意のもと決定する
どんな「仕事」に対して、どれだけの「おこづかい」が得られるのか。家族で会議を開き決定します。
そのあとで「契約」を交わす。
「契約」という通常の口約束よりも重い約束を交わすことで、親子ともにお小遣いプログラムをやり抜く決意をもてるようにします。
また、子どものうちはなかなか体験できない「契約」を学習する機会になります。
③おこづかいを4つに区分する
「おこづかい=子供がすきなことに自由につかえるお金」というイメージがありますが、おこづかいプログラムでは、おこづかいをもう少し広く捉え、「必要なもの」のためのお金もおこづかいから出します。
そうすることで、子どもはお金に対して「計画性」を持つことができます。
④お小遣いの裁量を年齢とともに拡大する
おこづかいプログラムの最終目的は、「子どもが家を出て一人暮らしをする際に、食費や光熱費・家賃などの支払いを自分でマネジメントできるようにすること」。
マネジメントする力を付けるには、「必要なもの」のためのお金がキモになります。
初めは「文房具代」、少し大きくなったら「習いごとや塾への交通費」などをお小遣いとして渡し、子供が管理するようにします。
次第におこづかいでまかなう裁量を拡大することで、マネジメントする力を伸ばしていく。
私はこのプログラムいいなと思って、息子が5歳になった翌日から始めました!
ここからは、おこづかいプログラムの始め方と、5歳の息子の場合はこうした、ということを紹介します。
おこづかいプログラムの始め方と5歳の息子の実例
①まずはお小遣い会議を開く
1.何にお金を使っているか、お金を出してもらっているかを書き出す
書き出せる年齢ではないので、私が代わりに書き出して把握しました。
保育園の絵本代、週末のおやつ代(平日は保育園で食べる)くらいしかありませんでした。
本の中では、保育料や衣服代といったものは例としては挙げられていませんでした。
2.それらをなんのために使うのか書き出す
保育園の絵本代→必要なお金
週末のおやつ代→欲しいもののためのお金
②交渉する
・必要な支出について交渉する
交渉するような必要な支出がなかったので、ここは割愛しました。
・適切な金額を決定する
「子どもの年齢×100円」が1週間あたりののおこづかい額の目安と書かれていますが、うちは必要なもののためのお金というのがほとんどなかったので、低く設定しています。
というか、適切な金額は決めずに、仕事1回につき10円として、どれくらい仕事ができるか見ながら量を増やしていって、「ちょうどいい仕事量」で決まりました。
③予算を立てる=おこづかいを何に使うか計画を立てる
・透明な入れ物に、分類別にお金をいれておく
目で見ただけで管理できるので、おすすめ。
うちはダイソーでこういうのを買いました。
分類は以下の4つ。
1.ほしいもののためのお金
からっぽになるまで好きに使える。
ただし、週の途中でからっぽになったら次の週になっておこづかいをもらうまではからっぽのまま。
2.必要なもののためのお金
ノートなどの文房具のほか、必要なものを買うためのお金だから、この金庫を空っぽにしてはダメ。
必要な時まで大事にとっておこう。
3.短い間の貯金
たとえば毎週買うわけではないけど毎月絶対使うことがわかっている月刊漫画を買ったりするのに使うお金をためておく。
プレゼント代もここから。それから、社会のために使うお金、募金や寄付もここにためておく。
4.長い間の貯金
おこづかいではすぐには買えないけれど欲しい高価なもの、ゲームソフトなどを買うために長い間ためておくお金はここに入れる。
この金庫はいつもは入れるだけで、めったなことでは使わない。
年齢×100円が1週間のお小遣い額。それに以下の割合を掛ける。
1.ほしいもののためのお金 20%
2.必要なもののためのお金 40%
3.短期的な貯金 20%
4.長期的な貯金 15%
5.寄付のためのお金 5%
一般的に言われるおこづかいは①のみ。
年齢に応じて、①のみから始めるのもよし。
うちはまず①のみから始めることにしました。
なので、はじめは先ほど紹介した透明な入れ物を使っていません。
後々、使うようになりました。
④お手伝いではなく、仕事を決める
息子は、洗濯物をたたんだり、料理を手伝ってくれたりをたまにしてくれていたので、それはそのまま「お手伝い」として置いておくことにしました。
「仕事」は親がアイデアを出しながら、息子と話し合って決めました。
息子から提案があった「仕事」もあります。
⑤家族の一員として責任を果たす
おこづかいをもらうために仕事をするのではなく、家族の一員として仕事を分かち合って、責任を果たして誰かの役に立つことでおこづかいをもらうということを理解してもらう。
大人は会社に対して責任を果たしているということを伝えるなど。
「おこづかい」=「誰かの役に立った対価」という考え方を教えるのは大事!
⑥ボーナスをもらうための仕事を設定する
もっとおこづかいがほしいときのために決めておくものですが、そもそも仕事がちゃんと継続してできるかどうかわからなかったため、ここは設定していません。
必要になったら設定しようと思います。
⑦約束を紙に書く
おこづかい契約書として本物の契約書のように書いて、お互いサインをする、ということも「子どもにおこづかいをあげよう!」の中では大切なこととして書かれていましたが、息子はまだ文字がすんなりとは読めないため、作成せず。
読むことが負担になりそう(;'∀')
⑧仕事カレンダーを作る
作ったら、見やすい所に貼っておく。仕事をしたらシールを貼る。
実際に作ったものは、後日投稿する記事で公開します!
⑨チェック&再交渉
仕事の内容やおこづかいの金額を見直す場を設けるんですが、これはおこづかいプログラムを始めてしばらくしてからの話ですね。
以上が、おこづかいプログラムの始め方とうちの息子の場合です。
今後、実践してみた内容や、継続のコツを記事にしていきます!
より詳細なやり方、考え方、コツ、契約書やお仕事カレンダーの見本が載っているので、ぜひ読んでみてください🐈
「子どもにおこづかいをあげよう!」という本についての紹介記事はこちら。
おこづかいは中学生でもなく、小学生でもなく、5歳から!「子どもにおこづかいをあげよう!」おこづかいプログラムを紹介
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