投資の本ってたくさんあって、どれを読んだらいいかわからないよ~。
初心者でも読みやすい投資本が知りたい。
挫折せず最後まで読みたいな。
それなら、「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」という本がおすすめ!
これは大事だな、と思ったことを抜粋して紹介するよ♪
- 収入の何%を投資にまわすべき?
- 株式市場への投資の心得
- なぜ市場でお金を失う人が多いのか
- 機会損失を考えよう
- インデックス投資はやる気のない人のためのもの?
- なぜインデックス投資に抵抗感を持つのか?
- 債券について
- 資産を積み上げるポートフォリオ
- 最も効率的な投資は、最もシンプル
- その他のTIPS
収入の何%を投資にまわすべき?
収入の50%を投資に回そう。投資を増やすだけでなく、控えめに暮らす方法も身に付く。
うちは共働きで平均貯蓄率50%以上!独身や1馬力の人には厳しい気はする・・・。
株式市場への投資の心得
① 株式市場は投資する有力な市場だが、激しく上昇・下降することも忘れずに。
下がったらもっと買おう。(個別株ではなく株式インデックス投資の話)
② 暴落は起こるが、市場はいつもそれを乗り越えて上昇してきた。
③ 株式を所有することは成功に向けて頑張る企業の一部を所有すること。
④ 過去40年の平均利回りが約12%だったとしても、将来の利回りにその数字をそのまま使ってはいけない。
そこにはインフレ効果や配当の再投資効果などが含まれる。どの期間で平均をとるかによっても数字は大きく変わる。
⑤ 株式の売買において市場のタイミングをうまく捉えるには、買う時と売る時の2度成功する必要がある。
長期的に見て、勝てないゲーム。
なぜ市場でお金を失う人が多いのか
・市場でうまいタイミングをとらえられると思っている
・優れた個別株式の銘柄を見分けられると信じている
・勝てるファンドマネージャーを選べると信じている
機会損失を考えよう
現金2万ドルで車を買った場合、もしその2万ドルを8%の利回りの投資で運用していたら、1600ドルの利息を得られる。
つまり、車を買うことで2万1600ドルを失うことになる。
終身保険や学資保険なども機会損失考えないとな。
インデックス投資はやる気のない人のためのもの?
賢い人ほど、個別株やアクティブファンドの選択に頭を使えば、よりよい結果を手に入れられると考える。
現実は、そんなことはない。利益がでる銘柄を100%当て続ける人はいない。
インデックス投資の基本的な考え方は、個別の銘柄選びに成功する確率はとても小さいので、インデックスを構成するすべての株式を買うことで、よりよい結果が得られるというもの。
一流のファンドマネージャーの中でインデックスファンドに勝てるのはわずか1%。
なぜインデックス投資に抵抗感を持つのか?
①賢い人にとって、ただ全部の銘柄を買うインデックスよりも、よい企業を見つけることのほうが容易で、よい成績も出せると考える。
ところが、そんな簡単ではない。
1960年代のGM(ゼネラルモーターズ)は市場を支配していたが、今では政府からの巨額の支援を得て生き延びている。
1990年代、賢い投資家たちはアップルが生き残れないほうに賭けていたが、今ではアップルは時価総額トップになっている。
②インデックスを買うことは、市場の「平均」利回りを受け入れることだが、この「平均」を誤解している。
実は、プロのファンドマネージャーよりも、インデックスの利回りのほうが上。
③金融関係メディアに、約3年に渡ってインデックスを上回った個人投資家やプロの話が氾濫している。
ところが、その人々を雇った企業がその話のスポンサーになっていることがある。
また、投資は長期戦である。
④投資コストの重さを軽視している。
運用成績は時によって変化するが、ファンドに支払うコストは常に発生している。
この費用を複利で計算すれば長い間に驚くほどの損失を負わされていることになる。
⑤結果を早く出したい、興奮を得たい、自慢したい人がたくさんいる。
インデックス投資に興奮はないし、早くもない、特に自慢もできない。
しかし、とても大きな利益を得られる。
⑥アドバイスや取引を売り込むために「どこよりもうまく運用できる」と信じ込ませようとする大きな力が働いている。
インデックス投資に人気が集まれば、ファンドやその関係者は手数料で儲けられない。
債券について
激しい価格変動を少し平たんにすることができ、若干の利益を得るとともにデフレをヘッジできる。
ポートフォリオに債券を組み入れる目的は、デフレヘッジ。
もしデフレ(物価の下落)が起こっていたら、企業に貸したお金が戻ってくるとき、そのお金で買えるものが増える。
債券を保有するならインデックスファンド。
資産を積み上げるポートフォリオ
収入があるときは、全米株式インデックスファンド。
資産を積み上げる段階では、株式100%の積極的な投資を行う。
そしてそれを忘れる。
超長期で投資するなら全世界株式もよいかと思います。好みは人それぞれ。
長期間で見ると株式に勝る投資対象はない。
なぜなら、株式=事業の一部。
事業を発展させようと日々努力している人同士の競争の中で最高の投資実績が生み出される。
債券10~25%、株式75~90%のポートフォリオのほうが、株式100%よりも成績がよいという研究結果もあるが、定期的に投資構成を再配分するというやや複雑な作業が必要になる。
最も効率的な投資は、最もシンプル
複雑で手数料の高い投資は必要ない。
アドバイザーは、複雑で多額の手数料がかかる投資商品を勧めたほうが、シンプルかつ低コストで効率の良い商品を勧めるよりも儲かる。
その他のTIPS
・市場が下落したときにドルコスト平均法は役立つが、そうなる確率は23%以下。
基本的に米国市場は上がり続けている。
ドルコスト平均法を採用している時点で、市場を読もうとしている。
可能なら一括投資すべき。
・資産を持っていて「無料」に弱いことは、人食いザメに餌をやるようなものだ。
無料の裏にはリスクがある。
・とある詐欺の事例
ある株式の今後の予想を500人に上がる・500人に下がると予想してDMを送る。
当たった500人にさらに別の株式について250人ずつ同じように送る・・・を繰り返して、最終的に当たり続けた15人になるころには、その人たちはDMの主を信じて、お金を預けてしまう。
これは本当に騙されそうで怖いですね!
・経済的自立は、年間の必要経費の25倍の資産を蓄えること。
つまり、経済的自立は、資産を増やすのと同時に、必要な経費をコントロールすること。
経済的自立を達成したら、投資が生み出す利益を使って生活する。
あくまで私の基準で大事だと感じたことをピックアップしたので、読み手の状況によってもっといろんな役立つことが書かれていると思います!
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