5歳と3歳を子育て中の、まにゃです🐈
老後資金や教育費をいくら貯めるといいのかしっかり事前にシミュレーションして、今から月20万円以上の積立投資で備えています。
人生で大きなお金が必要になることは事前にコツコツ準備しておかないと、いきなり用意できないから今のうちに把握して貯めておこう。
人生の三大出費は「住宅購入」「介護費用」「教育費」で、今回は「教育費」をいくら貯めるべきか詳しく見ていくよ。
公立・私立・国立の小中高校、大学にかかる学費、塾などの学外活動費用、仕送り、留学費用など詳しく書いているから、必要な金額を組み合わせて具体的な目標金額を決めて教育費を貯めよう。
- 「教育費」って何を指すかわかりますか?
- 学校の種類と特徴
- 小学校にかかる教育費
- 中学校にかかる教育費
- 高校(全日制)にかかる教育費
- 塾や家庭教師などにどれくらいかける?
- 大学にかかる教育費
- 仕送りのための費用
- 子供が留学する場合の費用
- 教育費のまとめ
「教育費」って何を指すかわかりますか?
「教育費」は、授業料や教材費など学校での教育のために家庭から支出する「学校教育費」、いわゆる給食代を指す「学校給食費」、塾や習い事などにかかる費用を指す「学校外活動費」の3つに分かれます。
学校の種類と特徴
学校には大きく分けて、国立、公立、私立の3種類があるので、それぞれの特徴を紹介します。
※一般的な学校の場合
私立は授業料が自己負担になるので、学費が高くなります。
小学校にかかる教育費
文部科学省「平成30年度学校基本統計」(現時点で最新)によると、小学校でかかる教育費は以下の通りです。
・学校教育費(授業料)の差が顕著で、6年間で4倍以上も違う
・私立小学校に通う子は、学校外活動費(習い事など)も多くかけている
・公立小学校に通っていても、学校外活動費は月2万円程度かけている
中学校にかかる教育費
同じく、文部科学省「平成30年度学校基本統計」によると、中学校でかかる教育費は以下の通りです。
・公立と私立の差は小学校ほどではないが、約3倍の差がある
・公立、私立に関係なく、学校外活動費(習い事など)は月3万円近くかけている
・私立中学校は給食が出るところが少ない
高校(全日制)にかかる教育費
同じく、文部科学省「平成30年度学校基本統計」によると、高校でかかる教育費は以下の通りです。
・学校教育費は最も高額になるが、給食費がない分教育費総額は減っている。
・公立高校におても授業料が発生するため学校教育費が高くなる。
塾や家庭教師などにどれくらいかける?
学校外活動費の中でも、補助学習費(塾や家庭教師費用)がどれくらいになるのか詳しく見てみましょう。
中学1年生から高校3年生までにかかる補助学習費の平均を公立・私立別にまとめました。
・補助学習費が高い学年は、公立では中学3年生、私立では高校3年生。
・中学校よりも高校にかける補助学習費のほうが下がっている。
高校受験のほうが塾などにお金をかけているのは意外でした!
大学にかかる教育費
文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」平成30年度の数値(最新)によると、国立・公立・私立それぞれの大学にかかる4年間の費用平均は以下の通りです。
※国立大学は国が示す標準額
※公立・私立大学の額は平均値で、公立大学入学金は地域外からの入学者の平均
・同じ大学でも進学する学部によって年間の授業料が異なる
・一般的に文系よりも理系のほうが授業料、入学金ともに高い
・医学部や大学院に進学する人ならば計6年分の学習費が必要
仕送りのための費用
地元から離れた大学に通う場合は、月々の家賃や寮費、生活費などの仕送りも必要です。
日本政策金融公庫の「2019年(令和元年)度 教育費負担の実態調査結果」によると、自宅外通学者への平均仕送り額は、年間102万円となっています。
12か月で割ると、ひと月あたり約8万5千円が平均額。4年間通うとしたら、約400万円が教育費とは別に必要になります。
また、年間平均仕送り額は、私立>国立>公立の順となっており、学費が高額な私立大学生の仕送り額が、頭ひとつ抜けて高くなっています。
学生寮に入れるかや住む地域などによっても異なるのでこの金額はあくまで目安です。
子供が留学する場合の費用
国や期間で費用は変わりますが、ざっくり1か月30万円となります。
実際には期間が長くなるほど1月あたりの費用は低減していきますが、30万円×渡航月数で計算するとよいかと思います。
教育費のまとめ
それぞれの学校に通うのにかかる在学中の教育費は以下の通りです。
すべて公立に通った場合(国立は高校まで公立で国立大学に通った場合)、私立に通った場合の教育費総額も書いています。
かなりの差が出ますね。高校からは私立に通う、ということもあると思いますので、希望に合わせてシミュレーションしてみてください。
★仕送りが必要な場合は4年間で約400万円プラス
★留学する場合は30万円×渡航月数をプラス
まにゃ家の場合は、国立に行かせる気満々ですが、どうなるかはわからないので国立と私立の平均1,500万円に目安を設定しています。
また、仕送り400万と留学1年360万もプラスして1人あたり2,260万円!子供が2人いるので約4,500万円必要です。
早めに準備しておかないと、すぐには貯めることができない金額ですね!
教育資金を貯める手段といえば学資保険ですが、学資保険を検討した結果を以下の記事で書いているのでぜひ参考にしてみてください。
学資保険は解約すべき?返戻率122%の学資保険と投資信託を比較
具体的な金額を決めずになんとなくでお金を貯めているとなかなか貯まらないものなので、ぜひあなたの家に必要な教育費を決めて、毎月いくら貯める必要があるのか考えてみましょう♪
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