お金の勉強大好き、まにゃです🐈
人生で大きなお金が必要になることに、「住居費」「教育費」「介護費用」があります。
それぞれ総費用いくらかかるか事前に計算し、今から準備を始めています。
今回は「住居費」について。
賃貸と持ち家、それぞれ総費用いくらかかるか計算しました!
さらに、老後まで住居のシミュレーションをすることで、住居費を約1,000万円抑える方法があることが判明。
どうやったら住居費を約1,000万円も抑えることができるのか、こっそり教えちゃいます♪
賃貸か持ち家か問題
住居のことを考える時に、「賃貸か持ち家どちらがいいのか」という問題が取り上げられるね。
これ実は、住む地域や家族構成、求める住宅設備などによって最適な答えが違うから、全員に合った正解はないんです。
あなたにぴったりの答えは、あなた自身が考えて出すしかない!
事例として、私の場合はどう考えたのかも書いているので、参考にしてみてね。
賃貸マンションについて知ろう
賃貸マンションのメリットやデメリットを知り、どういう人に合っているか見ていきましょう。
また、賃貸マンションにかかる総費用の計算方法や住居費を抑えるコツも紹介します。
賃貸マンションのメリット
・いつでも引越しができる
・設備の交換や修理費用の負担がない
・収入の変化に合わせて住み替えて住居費を調整しやすい
私は賃貸マンションに住んでいます。
これまで、お風呂や玄関のドア、網戸が壊れましたが、全て大家さんが無料で修理してくれました!
※大家さんによって対応が違うので、大家さんに要確認
賃貸マンションのデメリット
・内装や間取り、設備などが自分で決められない
・部屋数が多い物件が少ない
・一生、家賃の支払いが続く
・高齢になったときに契約を更新できないことがある
賃貸のほうが向いている人
・転勤が多いなど住む場所が変わる可能性がある人
・私のように住居費の削減重視の人
・ライフスタイルの変化に合わせて最適な場所へ移り住みたい人
賃貸マンションにかかる総費用
賃貸マンションにかかる総費用は、以下のように計算します。
月額家賃×12ヵ月×居住予定年数
(地域によっては数年に1回更新料も含めて計算)
ライフスタイルに合わせて住み替えた場合を自分でシミュレーションしてみましょう!
私がシミュレーションした結果は最後のほうで紹介しています。
賃貸マンションの住居費を抑えるコツ①
家賃交渉をしてみましょう!家賃交渉については、以下の記事で紹介しています。
家賃の値下げ交渉は権利。「家賃は今すぐ下げられる!」という本を紹介
持ち家について知ろう
続いては持ち家ののメリットやデメリットを知り、どういう人に合っているか見ていきましょう。
また、持ち家にかかる総費用の計算方法も紹介します。
持ち家のメリット
・内装や設備などハード面のクオリティが高め
・部屋数が多い物件が賃貸に比べて充実している
・間取り変更や設備交換などを自由にできる
・退職までにローンを完済すれば老後の住居費の負担が軽くなる
持ち家のデメリット
・賃貸に比べて簡単に引っ越せない
・住居費を下げられない
・メンテナンス費用がかかる
・固定資産税、都市計画税がかかる
・マンションは修繕積立金、管理費、駐車場代がローン完済後も恒常的にかかる
・ライフスタイルや家族構成に合わせて住み替えられない
持ち家を資産にするために必要なこと
持ち家=資産と思っていませんか?
住宅購入は不動産投資と同じ。将来高値で売却できる、あるいは人に貸し出して家賃収入を得られる優良物件を選べば資産です。
住宅ローンを払って、ある程度年月が経てばほぼ価値がなくなる物件は、あなたの家計からお金を出費するだけなので、負債です。
住宅購入では土地と建物がセットになっていますが、住宅ローンを払い終わるころには建物はほぼ無価値になるうえに、そのまま売れなければ処分費用がかかります。
土地の将来価値をよく考えましょう。
特に戸建ては資産価値が下がりやすいようです。
持ち家のほうが向いている人
・賃貸には少ない4LDK以上の部屋数が必要な人
・転勤などで引っ越す可能性が無い人
・資産価値がある土地建物を見極められる人
・住居費の削減よりも家の設備の充実を重視する人
住宅購入にかかる総費用
住宅購入にかかる総費用は、以下の通り複雑です。しっかり理解しておきましょう。
1.土地と建物にかかる平均費用
土地と建物にかかる購入費用は以下の表の通りです。ただし、これはあくまで全国平均額です。
不動産の価格は地域や仕様による差が大きいので要注意。
自分が住みたいと思っている地域にある、実際の物件価格を見たほうが正確です。
ちなみに、この調査では、家族数1~2人の世帯が増加しているにもかかわらず、住宅購入にかかる費用は上昇傾向という結果が出ています。
2. 管理費や修繕積立金(分譲マンションの場合)
土地と建物にかかる購入費用のほかに、分譲マンションの場合は管理費や修繕積立金が毎月かかります。
管理費とは、清掃や共有部分の電気代など、恒常的な維持管理をするための費用です。
平成30年度の調査では、1戸あたりのマンション管理費の全体平均は、月額15,956円となっています。
修繕費は外壁の改修工事など、大規模な修繕のために積み立てておく費用です。決して、個人が専有する部分に対する修繕費ではありません。
国土交通省の調査によると、1戸あたりのマンション修繕積立金の平均は、平成30年度で月額11,243円となっています。
新しいマンションは、はじめのほうだけ修繕積立金は低く設定されており、築年数が経つほど高くなっていきます。
3. 固定資産税
他にも、毎年固定資産税がかかります。
住居の広さや経過年数によって金額は変わりますが、分譲マンションの固定資産税は年間8~10万円程度かかります。
一方、戸建ては課税対象となる土地の面積が広くなるため、マンションよりやや高めの10~12万円程度かかります。
2と3は住宅ローンを払い終わったあとも恒常的に払わなければならないので要注意。
また、市街地は「都市計画税」も払わなければならない可能性が高いです。
4. 専有部分の修繕費
専有部分(戸建ての場合は全て)の修繕は自分で行わなければなりません。
25歳で購入したとして、85歳まで生きるとしたら60年も住み続けることになります。いろいろと修繕箇所が出てきます。
特に戸建ては外装も自費で修繕しなければいけないため、より多くの費用がかかります。
分譲マンションの専有部分にかかる修繕費は一般的に、以下のとおりです。
専有部分の修繕費は一生のうちに最低でも約240万円はかかりそうです。
住居費を1,000万円抑える方法
私が住んでいる地域に実在する物件でシミュレーションすると、以下のとおり1,000万円以上住居費を抑えられる結果に!
前提:25歳から住みだし、85歳まで生きる場合(60年間住む)
分譲マンションに住むよりは、今の賃貸マンションに住み続けたほうが圧倒的にお得。
とはいえ、子供が大きくなってきたら3LDK59㎡では子供部屋がないので引っ越し予定!
それを踏まえた私の住居プランシミュレーションは以下の通り。
前提:25歳で結婚、27歳で1人目出産、29歳で2人目出産、51歳で子供が2人とも独立。年齢がばれるので、仮の年齢です(笑)
1. 子供部屋が不要な間(12歳まで)は、今の3LDKに住む
▶25~39歳まで59㎡3LDK: 64,000円×12ヵ月×14年=約1,075万円
2.子供が中学生になったら、部屋数が多い賃貸マンションに引っ越し
調べたところ、部屋数が多い賃貸はこのあたりにはなかったので、部屋数ではなく広さで選ぶことにします。
3SDK80㎡の1戸建て家賃63,000円か、3LDK72㎡の高層マンション家賃15万円が候補に挙がるのですが、ちょっといい感じの高層マンションに入居してみましょう。
▶40歳~51歳まで72㎡3LDK:15万×12ヵ月×11年=約1,980万円
3.子供が独立したら夫婦2人に合った広さのマンションに引っ越し
2DK40㎡で家賃53,000円の賃貸マンションか、築47年でもリフォーム済みで綺麗な3LDK50㎡のマンション770万円(管理費1万円)が候補に挙がります。
賃貸の場合、85歳まで生きたならば約2,100万円かかるので、マンションを購入することにします。
何十年か経ったら、人口減少の影響で家が余るだろうから、もっと安く購入できるではないかと思っています。
▶52歳~85歳まで50㎡3LDK:770万+(管理費1万×12ヵ月×33年)=約1,166万円
▶33年間でかかる固定資産税は8万円×33年=264万円
▶33年間でかかる修繕費はやや多く見積もって以下の通り約170万円
1~3の合計は約4,655万円です。
途中、高級マンションも楽しみましたが、住居費はほとんど上がらないで済みそうですね。
働いているうちに家を買うことで、老後に賃貸マンションに引っ越せないという心配がなくなるし、月々の支払いも楽になります。
もちろん、一括現金払いで購入です。
賃貸マンションの住居費を抑えるコツ②
賃貸マンションならどこでもこれくらい住居費が安くなるわけではありません。
私は、そこそこの広さでも賃料が安い、築年数が古い賃貸マンションに住んでいるから住居費が安いのです。
例えば、60年間住んだ場合にかかる費用は、近所にある新築賃貸マンションと比較すると以下のようになります。
持ち家よりはるかに高い!持ち家と同じような最新設備の賃貸マンションにするよりは、持ち家のほうがいいかもしれませんね。
私は新築のマンションに住んでいたことがあるので、新築の良さは知っていますが、古くても住めば都です。
住居費の削減をするなら、築年数が古い賃貸マンションも候補に入れてシミュレーションしてみましょう!
費用面を考慮しないのであれば、転勤の有無や家族構成、家に求めるものに応じて最適な物件を選べばいいと思います♪
以上、この記事がお役に立てば嬉しいです。
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