ここ最近、風が強い日がありますね。
子乗せ自転車に乗っている方に特に注意していただきたいエピソードを紹介します。
息子が1歳、私は2人目の子供を妊娠していた時の話です。
その日は、強い風が吹いていました。
息子を電動自転車に乗せて家を出ようとしたその時、自転車の近くに畳んで立てかけてあったベビーカーが風にあおられて倒れてしまいました。
他の人の邪魔になるといけないので、息子を乗せたまま自転車を停めて、すぐそこのベビーカーを起こそうとしたそのとき・・・
ガシャン!!
と大きな音が。
なんと、息子を乗せたまま電動自転車が風にあおられて倒れてしまったんです!
手を離したのはほんの5秒程度、平らな地面に駐輪していましたが、子乗せ部分につけるカバーのせいで風の抵抗を受けやすく、倒れてしまったようです。
息子の頭部はヘルメットで守られていましたが、打ち所が悪かったようで、耳から血が・・・。幸い意識はありました。
マンションに併設された小児科にすぐに連れて行きましたが、こういった外傷は診断できないとのこと。
子供がけがや病気をしたときの救急相談電話窓口にすぐに電話しました。
結果、救急車を呼ぶことに。
しばらくすると救急車が到着し、病院に向かいました。
私はとても心配していたのですが・・・
「ピーポーピーポー」
と息子が声を発している!
息子は、救急車に乗れた嬉しさですっかり泣き止んでいました(笑)
そんなテンションの息子を見て安心したんですが、検査の結果、頭蓋骨にヒビが入っていることがわかり、急遽入院することに。
検査のために採血したり、点滴のようなものを打たれたりと、とても痛々しくてかわいそうなことをしてしまいました。
妊娠9カ月目に病院のベッドで息子と一緒に一晩眠るという、私にとっても大変な出来事でした。
くれぐれも、自転車を少しでも離れる時は、必ず子供を降ろしてからにしましょう。
ちなみに、息子はその後、後遺症もなく元気に過ごしています。