毎月20万円以上積立投資をしている、まにゃです🐈
NISAやiDeCoといった非課税制度をフル活用!
私の一般NISA・夫の積立NISA・子供のジュニアNISA、と3つのNISAを活用しています。
え、NISAってそんなに色々と種類があったの?って感じですよね。
そもそもNISAって何?って感じかもしれません。
NISAについてちゃんと知ることで、お得に投資ができます。
今回は、NISAの基本情報から選び方、損する場合まで簡単に解説するので、要チェックです!
- NISAの基本情報
- 積立NISAの特徴
- 一般NISAの特徴
- どちらのNISAがいいのか?
- 積立NISA投資枠40万円はあなどれない
- ジュニアNISAの特徴
- 【注意】NISAで損をする場合
- NISA口座の開設方法
NISAの基本情報
まずはNISAの基本情報について。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
なんとNISAを利用すると、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益(売却益&配当益)に対して税金がかからないんです。
とってもお得に投資できるので、使わない手はないです。
NISAには、
①積立NISA
②(一般)NISA
③ジュニアNISA
の3つがあり、それぞれ年間の投資限度枠・非課税期間が異なります。
ジュニアNISAは未成年専用の口座になるので、まずは積立NISAと一般NISAから知ってみましょう。
ちなみに、1人につき積立NISAか一般NISAのどちらかしか選べません。
(一般)NISAとしているのは、公式にはNISAという名称ですが、わかりやすくするために一般NISAと呼ぶことがあるからです。
国内上場株式の配当金、ETF・REITの分配金は、証券会社を通じて受け取る場合のみ非課税となるので、必ず「株式数比例配分方式」を選択しましょう!
また、NISA口座内で収益分配金の再投資を行う場合、その分の非課税投資枠が必要になります。
分配金は正確な金額を予想できないため、NISA口座は分配金再投資には向いていません。
分配金を再投資したほうが利益は大きくなりますが、NISA口座(上記①~③全て)ではそれがやりにくいので、例えば高配当株の再投資を考えている人は普通の証券口座でやったほうがよさそうですね。
積立NISAの特徴
積立NISAは、毎年40万円の非課税投資枠が設定されており、金融商品からの配当や売買益が20年間非課税対象となります。
2042年まで投資可能で、2042年に投資したものはそこから20年間非課税となります。
対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した投資信託とETF(上場投資信託)に限定されており、投資初心者でも銘柄選定がしやすくなっています。
一般NISAの特徴
一般NISAは非課税投資枠が毎年120万円と大きいですが、非課税対象期間は5年間と短くなります。
2023年まで投資可能で、2023年に投資したものはそこから5年間非課税となります。
対象商品は、上場株式、投資信託、ETF、REIT(不動産投資信託)など幅広いです。
また、一般NISAは2024年に改正され新しい制度が始まり、実質的には2028年まで投資可能です。
どちらのNISAがいいのか?
さて、積立NISAと一般NISA、どちらを選べばよりお得に投資できるのでしょうか?
私は、投資信託の購入には積立NISAを活用しています。(夫名義の口座)
なぜなら、投資信託は長期投資を前提としているため、非課税期間が長いほうがいいからです。
一方、5年以内に売却する予定で取引している個別株については、一般NISAを利用しています。(私名義の口座)
年間の非課税期間が満了したあとでも、NISA非課税投資枠で保有している金融商品を翌年のNISA非課税投資枠へ移すことで、再度5年間非課税で運用することが可能です(ロールオーバー)。
ですので、投資信託をある程度長期運用することも可能です。
この際、利益が出ていて評価額が120万円を超えていても、全額翌年のNISA非課税投資枠へ移管できます。
2019年以降に一般NISAで投資した分は本来なら制度終了に伴いロールオーバーできませんでしたが、2024年に制度が改正され新NISAが始まることになり、新NISAへのロールオーバーができるようです。
ただし、その際は「時価」でロールオーバーされることになる予定のようです。詳細はまだ決まっていません。
投資信託に長期投資をすることを前提にした場合、ロールオーバーが「時価」なのか「取得価格」なのか、今後も一般NISA制度が改正されて期間が延長されるか、といった条件により、積立NISAか一般NISAどちらが良いのか変わってくるので、コレという答えはありません。
ひとまず、投資資金が年間40万円程度なら積立NISA一択でよいかと。
積立NISA投資枠40万円はあなどれない
積立NISAは年間投資上限年40万円、つまり月3万円程度の積み立て投資です。
それでも、トータルリターン5%で20年間運用したら、以下のような結果になります。
元本は720万円で、運用収益は513.1万円、トータル1233.1万円です。
積み立ての力、恐るべしですね!
ジュニアNISAの特徴
うちは子供がいるので、積立NISA以外にも、ジュニアNISAを活用しています。
0歳の子供でも、証券口座を作れるんですよ!
ジュニアNISAは2023年で終了する制度で、非課税投資枠は毎年80万円で、非課税期間は5年(20歳※までロールオーバー可能)です。
※2022年4月から成人年齢が18歳になるので、18歳まで
ジュニアNISAは元々、引き出すときに条件があったのですが、2024年以降は自由に引き出せるようになり、使い勝手がよくなりました!
せっかく投資をするのでしたら、これらの制度を活用してみましょう。
2023年の制度終了時点で20歳※になっていない人は、2024年以降の各年において非課税期間(5年間)の終了した金融商品を継続管理勘定に移管できます。
継続管理勘定では20歳になるまで(1月1日時点で20歳※である年の前年12月31日まで) 、金融商品を非課税で保有し続けることができます。
なお、ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が80万円を超過している場合も、そのすべてを継続管理勘定に移すことができます。
つまり、2023年までに購入した金融商品は実質子供が20歳になるまで非課税で運用し続けられるということ!
一般NISAと違って、2024年以降の投資可能枠を使ってロールオーバーするわけではないのでとてもお得♪
※2022年4月から成人年齢が18歳になるので、18歳まで
【注意】NISAで損をする場合
NISA口座のほかに、特定口座(一般的な証券口座)でも投資をしていて、その口座では100万円の利益が出ていて、NISA口座では100万円の損失が出ている場合、トータルでは利益0円ですが、合算することができません。
結果として、特定口座のほうの利益100万円に課税されて、約20万円を払うことになってしまいます。
また、損失の繰り越しもできないため(通常は3年繰り越せる)、損をしたらそれっきりです。
NISA口座で運用するのは、低リスクの資産のほうがいいです。
NISA口座の開設方法
NISA口座の開設の仕方は、普通の証券口座とほぼ変わらず、証券会社に必要書類を提出するだけです。インターネットで申し込み可能です。
口座開設は、SBI証券か楽天証券がおすすめです。手数料が安い・取り扱い商品が多い・クレジットカード決済ができます。私はどちらも利用しています。
NISAをうまく活用して、お得に投資しちゃいましょう。
以上、この記事がお役に立てば嬉しいです!
「NISAかiDeCoどっち?投資を始める前から出口戦略まで徹底ガイド」を出版!
Kindle Unlimitedならいつでも無料!
Amazon:【2022年】NISAかiDeCoどっち?始める前から出口戦略まで徹底ガイド: 投資初心者から中級者まで役立つ! 実践シリーズ (実践文庫)
★にほんブログ村に参加しています★
クリック頂けると嬉しいです!