節税大好き、まにゃです🐈
節税を極めることで、年間で約10万円税金が還付されました♪
さらに、来年の確定申告後に所得税や住民税が10万円以上還付される予定。
このお金でたまにはぱーっと子供と一緒に旅行にでも行こうかと。
さて、前回、片手間の副業でも家賃や光熱費を経費にできるということを書きました。
でも、そのためには白色申告で確定申告が必要。確定申告書類の他、「収支内訳書」の提出が必要で、「帳簿」もつけないといけない。
え、「収支内訳書」「帳簿」って何??って状態だったけど、なんと
簡単に作成できました!
無料の会計ソフト を使えば、誰でも簡単に白色申告ができちゃいます。
この記事では、無料の会計ソフトの選び方から、実際の書類作成手順まで解説します。
無料会計ソフトの選び方
まず前提として、会社員・片手間で副業をしている(事業とは認められていない)・経費が発生しているので白色申告する人が無料の会計ソフトを選ぶ場合となります。
青色申告する場合などは条件が異なるため、会計ソフトを選ぶ基準が変わります。
無料会計ソフトに求める条件
・永久無料
・サポートがなくても自分で記入できるわかりやすいシステム
→サポートありだと基本的に有料のものしかない
・帳簿、収支内訳書、確定申告書の作成ができる
・取引データの閲覧期間が5年以上ある
→過去5年は更正の請求と言って、確定申告をし直す可能性があるため
・データの出力数に制限がない
・記帳件数に制限がない
・申告書のエクスポートができる
無料なのに求めすぎじゃない?ww
完全無料の会計ソフト比較
以下のソフトが白色申告できる完全無料の会計ソフトで、それぞれ機能などを比較して一覧にしました。
会計ソフトは「freee会計」が有名なんですが、一定の無料期間が過ぎると有料になってしまいます。
これを見ると、やよいの白色申告オンライン が圧勝です。
ということで、以下ではやよいの白色申告オンライン の登録方法から記帳方法、確定申告書の作成方法まで紹介します。
やよいの白色申告オンライン登録方法
オンライン登録はとても簡単。
やよいの白色申告オンライン にアクセスし、「料金プランを見る」をクリックします。
続いて、フリープランの「申し込み手続きはこちら」を選択します。
あとは、基本的に個人情報を入力していけばいいですが、迷うところだけ解説します。
・会社情報、事業形態
以下のとおり会社情報を入力するところがあります。
白色申告の場合は「個人事業主」を選択しましょう。
・会社、個人事業者名
以下のとおり会社、個人事業者名を入力するところがあります。
ここに入力した名前が、帳簿や集計表に出力されます。
下記の画像にある「弥生商会」の部分です。
会社名がなければ、自分の氏名でいいと思います。後から変更可能です。
迷うところはそれくらいで、すぐに登録は完了します。
登録したメールアドレスにメールが届くので、その中にあるリンクをクリックしてメールアドレスの確認をしておきましょう。
帳簿の記帳
登録ができたら、記帳していきましょう。
記帳する内容は、毎月の収入と支出です。
記帳する収入
・アフィリエイト報酬(報酬確定月の収入にする)
・不動産クラウドファンディングの分配金
・フリマ販売の利益(不用品売却以外の目的のもの)
など、副業で得た雑所得を記帳します。
株式の譲渡益やFXの売買益はここに含める所得ではないので記入しません。
ちなみに、フリマ販売の利益については、生活用物品の売却なら非課税。
衣服、家具、自家用車などで、生活をするうえで欠かせないものが不要になったから売って得た利益は申告する必要はない。
記帳する支出
例えば、以下のようなものを支出(経費)にできます。
・副業で使う10万円未満のパソコン、仕事机など
・通信費
・賃料
なんと、自宅の一室を仕事場にしている場合でも、仕事に使っている部分の賃料を経費にできます。
でもその場合、支払いは生活用と仕事用で一緒になっていることがほとんどですよね。
仕事に使っている部分の金額が明確にわからないという場合は次のように計算します。
「仕事に使っている金額=支払金額×仕事で使っている割合」
これを「家事按分」と言います。
私の場合だと、
・家賃(銀行振込)
月64,000円。
仕事場の面積4㎡・総面積59㎡。
経費になる金額は、64,000円×6.7%(4㎡/59㎡)=4,300円/月です。
・水道代(銀行振込)、電気代・ネット料金(カード払い)
月により変動。
寝る時間を8時間として、1日平均4時間は副業に時間をかけているので、毎月の水道光
熱費や通信費×25%(4時間/16時間)円です。
・仕事用のパソコン(カード払い)
2021年8月にブログ記事執筆や動画作成用に78,500円のパソコンを購入しました。
これは全額経費にできます。
私は2021年4月からブログ記事の執筆を始めたので、支出も4月から記帳します。
収入の記帳
ホーム画面はこんな感じです。
左側にある「かんたん取引入力」を押して、帳簿へ記帳します。
出てきた画面の「収入」タブをクリック。
取引日については、アフィリエイトであれば報酬確定した日です。
報酬が銀行口座に振り込まれた日ではありません。
例えば、Googleアドセンスの場合、報酬が確定する毎月1日を売り上げ日とします。
取引先名は銀行振込人名など略称ではなく、正式名称を記載します。
ネットで各社の正式名称を調べましょう。
「うち源泉徴収税額」は、アフィリエイト報酬は源泉徴収されていないのでチェック不要です。
不動産クラウドファンディングの分配金の場合は源泉徴収されているので、チェックを入れて記載しましょう。
連携に対応した銀行口座やクレジットカードがあれば、「スマート取引取り込み」を使って自動記帳してくれます。
副業専用の銀行口座などがあれば楽かも。
支出の記帳
支出にはクレジットカード、銀行口座、現金からの支払いがあります。
クレジットカード払いの場合
クレジットカードで支払っている場合、利用日と実際に現金が引き落とされる支払日には、1ヵ月から2ヵ月ほどのタイムラグが生じます。
記帳は原則として取引が成立した段階で経費計上する「発生主義」で行われますが、クレジットカードの場合は確定申告の仕方などによって記帳の方法が異なります。
ここでは、青色申告での記帳の仕方は割愛し、白色申告での記帳の仕方を解説します。
白色申告で申告する場合は、現金が動いた段階で計上する「現金主義」による単式簿記での記帳になります。
具体的には、取引日はクレジットカード利用料金の引き落としがあった日になります。
クレジットカードの利用代金明細書を見ながら記帳すると簡単です。
私の場合、利用代金明細書を見ると、例えば4月のネット料金は、口座引き落としが6月1日です。
これを、以下のように入力します。
家事按分割合を掛けて金額を計算しています。
※後ほど説明しますが、ここで家事按分割合を掛けて計算しなくても大丈夫です。
そして、数か月分を一気に記帳するので「同じ取引を続けて登録」にチェックを入れます。
(毎月記帳する場合はチェック無し)
「登録」をクリックすると取引の一覧に反映されます。
続いて、他の月も同じように登録していきます。
科目についてはほとんど迷うことは無いと思いますが、パソコンは迷いました。
調べたところ、10万円未満のパソコンの勘定科目は「消耗品費」、10万円以上のパソコンの勘定科目は「工具器具備品」でした。
銀行口座からの支払いの場合
銀行口座からの支払いの場合は、銀行の入出金明細から確認して記帳します。
実際に支払いがあった日が取引日になります。
現金での支払いの場合
支払いをした時のレシートや領収書を保管しておいて、それを元に記帳しましょう。
記帳時のその他の説明
その他、記帳時に役立つ情報を記載します。
記帳内容を間違えた場合
該当取引をクリックして、「編集」を押します。
取引内容を修正し、「上書き保存」をクリック。
よく使う取引に登録
よく使う取引は、登録すると便利です。
まず、登録する取引をクリックします。
次に、「よく使う取引に登録」をクリック。
↓
毎月定額のものは「金額も登録する」にチェックを入れて登録しましょう。
登録した取引は、「よく使う取引」ボタンから利用可能です。
帳簿のPDF保存
「帳簿ダウンロード」をクリックすると、帳簿のPDFファイルがダウンロードできます。
帳簿は7年間保管が必要なので、ダウンロードして保存しておきましょう。
収支内訳書の作成
「確定申告書」メニューから収支内訳書も作成できます。
申告方法の選択
確定申告の申告方法の選択では、「印刷して持参または郵送」をお勧めします。
電子申告の場合は、ID・パスワード方式は使えず、マイナンバーカード方式となります。
また、マイナンバーカード方式を採用しても、ふるさと納税をしている場合は寄附証明書、医療費控除を受ける場合は医療費控除関係書類などを郵送提出しないといけません。
(やよいではイメージデータでの提出ができない)
添付書類がある場合は、結局郵送になるので郵送で提出して申告がいいかと思います。
電子申告したい場合、やよいオンラインを使わずに国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で書類を作成すればいいのですが、やよいオンラインで作成した内容をデータで取り込むことができません。
したがって、やよいオンラインで作成した内容を転記しなければならず、手間がかかります。
やよいオンラインで帳簿作成し、ふるさと納税や医療費控除を利用する場合は、税務署に持参するか郵送しましょう。
減価償却費の計算
Step1では、減価償却費の計算を行います。
10万円以上の資産がなければ記入不要ですが、「開始」ボタンを押して「完了」をクリックする必要があります。
収支内訳書の作成
続いて、収支内訳書の内容を入力していきます。
まず、個人情報を入力し、各質問に回答していきます。
業種は、私はブログアフィリエイトなので、フリーランス・クリエイティブの広告業にしました。
ここで、家事按分を一括計算してくれることを発見!
来年は家事按分していない金額を取引入力して、ここで一括計算してもらおう。
地代家賃の「貸借物件」は、事務所・駐車場など借りている物件の用途を入力するので、「賃貸マンション」としました。
収支内訳書の入力は以上です。とても簡単!
確定申告書の作成
続いて、Step3の確定申告書の作成に進みます。
提出先税務署の情報、還付金振込先の銀行口座情報などを入力し、質問に答えていきます。
株式取引などで損益通算や繰り越し損失がある場合は、以下の画面で入力します。
所得控除の選択で「社会保険料控除を受けますか?」という問いには「はい」を選択。
生命保険料を払っている場合は、以下の画面で「はい」を選択。
その他、適用可能な各種控除があれば選択しましょう。
ふるさと納税については「税額控除」の対象にならないため、ここで「はい」を選択します。
税額控除のところでは、配当控除を受ける場合や住宅ローン控除を受ける場合は「はい」を選択。
ふるさと納税をしている場合、以下の場合で「はい」を選ばないと、税金がほとんど還付されなくなってしまうので要注意。
住民税の徴収方法で「自分で納付」にすると副業がばれないようです。
給与から天引きにすると、額が大きくなれば会社にばれ可能性があります。
すべて入力が終わったら、最終確認をして所得税確定申告書をダウンロードしましょう。
そして、「確定申告書」「収支内訳書」「本人確認書類」必要あればふるさと納税の寄付証明書などをまとめて、最寄りの税務署に提出すれば完了です。
しばらくすると税務署から納付しなければならない税額、あるいは還付される税額について通知が届きます。
以上、こちらの記事が参考になれば嬉しいです。
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