まにゃブログ(投資・節約・副業・子供のお金の教育)

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投資や副業で2千万円失ったけど、実質4年で資産3千万円超え。失敗談、初心者向け投資・節約・副業、子供のお金の教育を発信!

投資・節約・節税と幅広く書かれた本「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」を紹介

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節税の本を出版した、まにゃです🐈

 

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」は節税面で参考にした本ですが、資産形成をするために必要な、

・収入をあげる事

・支出を下げる事

・資産を有効活用すること

についても書かれていてとても参考になります。

 

また、投資に対しては否定的な意見も書かれているので、知っておくといいと思いました。

 

情報は肯定的なものも否定的なものも集めておくのは大事!

 

この本を読むメリット

・世界に1つしかないお金持ちの方程式がわかる

住宅コストに対する資産形成面での考え方がわかる

保険の無駄がわかる

投資において知っておくべき情報が得られる

節税の方法についてもわかる

 

 

 

 

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」は、2014年に出版されました。

古い本ではありますが、長年読まれている本で、改訂版となっています。

 

①世界にひとつしかないお金持ちの方程式

世界にひとつしかないお金持ちの方程式。

 

資産形成=(収入−支出)+(資産×運用利回り)

 

この方程式からお金持ちになるには次の3つの方法しかないことが分かる。

 

①収入を増やす

②支出を減らす

③運用利回りを上げる

 

つまり、純利益を増やし、本業の収益力を向上させること、有している資産を有効活用すること。

 

全ての金持ち本は論理的にこの①から③に集約される。

 

 

ルール1 利益の確保こそが重要

どんなに素晴らしい資産を持っていても、会社をリストラされて収入がなくなれば投資の元本を取り崩して生活せざるを得なくなる。

 

安定した収入が確保できてこそ資産形成のスタート台に立つことができる。

 

 

ルール2 わずかな利回りの違いが大きな差を生む

資産は複利で増えていくから、最初はほんのわずかな利回りの違いでも、最終的には大きな差になる。

 

だからこそ投資信託の信託報酬を0.1%でも削りたい!

 

 

ルール3 十分な元金がなければ運用しても意味がない

100万円を運用するのと、1億円を運用するのは手間は大して変わらない。

むしろ1億円を運用する方が、投資コストが下がり有利になる。

 

とはいえ、元金が少ないから投資をすべきではないというわけではない。

 

つみたてNISAなら100円からでもできたりするから、少額から始めて勉強しよう。

 

 

ルール4 収入を増やす方法は働き手を増やすこと

もしあなたが結婚しているなら、家計の収入を増やす最も確実な方法は共働きにすること。

 

共働きだと本当にお金が貯まりやすい!

 

 

ルール5 他人への投資と自分への投資を天秤にかけよう

資産運用の初期においては、金融資産に投資するよりも人的資本、つまり自分に投資した方が合理的。

 

なぜなら、他人はあなたのために働いてくれないが、あなたはあなた自身のために真剣に働くだろうから。

 

とはいえ、なんでもかんでもお金をかければいいものではないから、難しいところ。まずはお金の勉強がおすすめ!

 

 

ルール6 サラリーマンが金持ちになる方法は3つある

サラリーマンが金持ちになるのは難しい。

最大の理由は、税金や社会保険料のコストが大きいから。

 

それでもサラリーマンが資産家になる方法はないわけではない。

 

1つは「年収を上げること」。

これが王道。

 

2つ目は「ベンチャー企業に就職して自社株を購入したり、ストックオプションを購入すること」。

 

3つ目は「仕事を発注した業者からキックバックをうけとること」。

 

どれも難しそう・・・。ちなみに3つめはアカンやつね。

 

 

ルール7 確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと

誰もがキャリアを積んで年収1千万円を超えるサラリーマンになれるわけではない。

ビジネスを立ち上げて成功するのも一握り。

 

では、私たち凡人はどうすればいいのか?

 

「支出を減らす」。

 

 

ルール8 家計のリストラは住宅コストと生命保険から

毎月の小遣いを5000円に減額しても、晩酌のビールを小瓶にしても、純利益への貢献はたかがしれている。

 

日本の家計の場合、最大のコストは住居費。

 

また、ほとんどの人は生命保険の大半を解約してしまっても何の問題もない。

生命保険ほど効率の悪い商品は他にない。

 

 

ルール9 投資のコストに気づかない人は金持ちになれない

株式売買や不動産の購入には、証券会社や不動産業者のブローカーに支払う手数料が必要になる。

 

この投資コストに気づかない人は、ブローカーにお金を寄付しているのと同じ。

これでは大きな資産など作れるわけはない。

 

 

ルール10 最速の資産形成法は税金を払わないこと

最も早く確実に金持ちになる方法は、自営業者になって所得に対して税金を払わないこと。

 

会社員の手取りは収入の7割程度になる。

対して、自営業者の場合ほぼ全額を手取りにできる。

 

 

②誰も知らない資産運用の常識

 

常識1 投資しないのが最高の投資

1980年代に不動産を買っていたら大損している。

機関投資家も株や不動産で大損して不良債権の山を築いた。

 

 

常識2 バブル崩壊で日本人は豊かになった

収益が悪化したとしても従業員の賃金をかなり下げることができないので、企業から従業員に大規模な所得移転が行われた。

 

 

常識3 日本人は大きなリスクを取ってきた

日本人は戦後一貫して不動産にハイリスクな投資をしてきた。

それは、マイホーム不動産投資。

 

 

常識4 不動産を買ったら資産運用はそこで終わり

資産運用について述べた本は必ずと言っていいほど、資産を不動産・預貯金・株式に3等分して運用しなさいと言っている。

 

しかし、住宅ローンで持ち家を購入した人は不動産に投資したことになっており、資産運用はそこで終わっている。

 

 

常識5 長期投資が成功するとは限らない

長期投資は成功するという原則は、NYダウから導かれた経験則。

 

ただしこれは、100年単位の話であり、あなたが生きている間に長期投資から富が得られるという保証はどこにもない。

 

 

常識6 資産運用の専門家は資産運用理論を無視している

ノーベル賞を受賞したマーコウィッツは、最も効率的なポートフォリオは市場全体に投資することであるという発見をした。

 

つまり、市場全体の動きに連動するインデックスファンドに投資すれば良いということ。

それはつまり、ファンドマネージャーなどの専門家は必要ないということ。

 

しかしそういうわけにもいかないので、金融機関から給料をもらっている専門家には、経済理論に則った効率的な投資アドバイスが期待できない。

 

 

常識7 経済学者の予測は当たらない

経済専門家もたいして役には立たないということが科学的に証明された。

 

 

常識8 適正株価は誰にもわからない

株式アナリストによるファンダメンタルズ分析のレポートというのは、ほとんどの場合自分に都合のいい株を投資家に買わせるため。

 

もしくは、分析対象である企業経営者の機嫌を取るための営業行為。

 

未来のことは誰にもわからない。

 

 

常識9 チャートで未来は予測できない

ほぼすべてのケースにおいて、テクニカル分析に従って売買を繰り返すよりも、たんに株を買って保有するだけの長期投資のほうが有利だということが証明されている。

 

 

常識10 短期投資は最高のギャンブル

パチンコよりもはるかに勝率の高いギャンブルが株とバカラ

株や先物・オプションは現在のところ、この世でもっとも勝てる可能性の高いギャンブル。

 

しかし、右肩上がりで上昇していた90年代後半でさえも、デイトレーダーの8割は損をして消えていった。

 

 

③不動産の呪縛を解き放つ法則

ここでは、不動産という人生設計に極めて大きな影響を与えるものについて紹介されています。

 

法則1 家を買うのは、株式に投資するのと同じ

 

法則2 家の値段は家賃から合理的に決まる

 

法則3 持ち家とは賃料の発生しない不動産投資

 

法則4 不動産はリスク商品

 

法則5 住宅ローンは株式の信用取引と同じ

 

法則6 住宅ローンの返済は「貯金」ではない

 

法則7 永住を前提に家を買っても、持ち家は有利にならない

 

法則8 「家賃より安く家が買える」ことはない

 

法則9 30年後に手に入った「我が家」に価値は無い

 

法則10 市場経済では賃貸と持ち家に優劣は無い

 

 

 

 

④生命保険は損することに意味がある

ここでは生命保険という、家計に占める割合が多いものについて説明されています。

 

仮に20歳から60歳まで月額3万円の保険料を払い続ければ、総額1500万円の支出になり、マンションを買える。

 

しかし多くの人はこの無駄な支出に気付いていない。

 

生命保険は「不幸な出来事が起きたときに当選金が支払われる宝くじ」。

 

その性質から、保険は損をする可能性が高い商品だから、最低限の保障さえ確保できれば、それ以上は無駄。

 

保険は扶養家族の多い低所得者向けの金融商品

 

 

⑤見えない「貧困化」が拡がっている

子供のいる家庭は教育費の高騰によって家計がひっ迫している。

 

 

⑥国家に惜しみなく奪われる人々

厚生年金はサラリーマンに対する強制加入で保険料は給料から天引きされるから、ぼったくるのにこれほど都合がいい仕組みは無い。

 

厚生年金の保険料の半分は会社負担になっているので、会社員が払った保険料よりも多く還元される試算になるが、男性会社員が払った保険料だけを見ると、払い損になっている。

 

厚生年金の保険料率は2004年時点で13.934%だったのが、2014年には17.12%へと23%も増加。

2017年には18.3%と上がり続けている。

 

社会保険料の税負担は約2割になる。

 

会社が社会保険料の半分を払ってくれるからお得だと考えるのは間違い。

それは人件費に入るので、社会保険料の支払いが無ければあなたがもらえるはずのお金。

 

これを実質負担額に換算すると、税負担は約3割になる。

 

 

⑦「個人」と「法人」、ふたつの人格を使いこなす

合理的に人生を設計する方法は2つ。

 

①合法的な範囲で、できるだけ税金を払わない

②合法的な範囲で、できるだけ多く再分配を受ける

 

個人は、所得に所得税が課せられるが、法人は売上から経費を差し引いた残りが所得となり、それに対して課税される。

 

そのため、同じ経済活動を行う場合でも、結果として納税額が違う。

 

 

⑧マイクロ法人で人生が変わる

以降、法人を作ることでどのように節税していくかが書かれています。

 

 

固定費削減の話から、節税まで、幅広いですね!

会社員が資産形成を加速させるために大事な知識が書かれているので、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」をぜひ読んでみてください。

 

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