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投資や副業で2千万円失ったけど、実質4年で資産3千万円超え。失敗談、初心者向け投資・節約・副業、子供のお金の教育を発信!

積立NISAかiDeCo(個人型確定拠出年金)どっち?徹底比較。併用もおすすめ。

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まにゃです🐈

投資歴10年以上、毎月20万円超を積立投資してます。

 

老後資金を作るために、積立NISAかiDeCo(個人型確定拠出年金)、どっちを始めたらいいのか悩んでいる人は多いのでは?

私はどっちもやってますが、どっちも満額やったら月約6万円になります。

どっちかに絞りたいですよね。

 

私としては積立NISAがおすすめなんですが、投資を始める年齢や収入によってどちらを選ぶべきか異なります

 

1つの答えがあるわけじゃないから、自分で判断できるようになろう!

 

積立NISAやiDeCoはとってもお得な制度なので、よくわからないからと利用しないのはもったいない!

ぜひ一緒に勉強して、賢くお得な制度を使い倒しましょう♪

 

 

この記事を読むメリット

積立NISAやiDeCoについてわかる

積立NISAかiDeCo、どっちを選べばいいかわかる

老後資金を堅実に蓄える第一歩を踏み出せる

積立NISAやiDeCoでどれくらい老後資金が用意できるかわかる

 

 

 

 

積立NISAとiDeCoの特徴

通常、株式や投資信託に投資した場合、これらを売却して得た利益や配当金に対して約20%の税金がかかります。

しかし、積立NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を利用すれば、利益や配当金に対して税金がかかりません

 

ちなみに、NISAには「一般NISA」や「ジュニアNISA」もありますが、老後資金を堅実に蓄えるという点で「積立NISA」が1番合っているため、それらの説明は省きます。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

一般NISA・積立NISA・ジュニアNISAでお得に投資♪選び方や損する場合

 

積立NISAもiDeCoも非課税になってお得なのですが、毎年の投資上限額や非課税期間が以下の通り異なります。

 

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それぞれ詳しく見ていきます。

 

積立NISAの基本情報

誰でも年間の投資可能額は40万円です。

投資した各年から20年間非課税になります。

 

例えば、2020年に投資した分は2039年まで非課税運用できます。

翌年2021年にも投資すれば、その分は2040年まで非課税運用できます。

 

投資期間は2042年までとなっているので、最長2061年まで非課税運用できます。
(現行は2037年までですが、2024年に改正されます)

 

iDeCo(個人型確定拠出年金)の基本情報

iDeCoはなんと、掛け金が所得控除の対象になります。

拠出した掛金を所得から差し引けるため、その分の所得税と住民税が軽減されます。

 

例えば、年収500万円(所得税率20%)の人が毎月1万円積み立てると、年24,000円節税できます。

もし30年拠出し続けたとすると、72万円もの節税になります。

 

しかし、iDeCoは自分で申し込み、掛金を拠出し、運用方法を選んで掛金を運用する私的年金制度であり、年金の1種です。

つまり、年金が受取時に課税されるのと同様、iDeCoも受取時に課税されてしまいます

 

とはいえ、一定額は非課税になります。

例えば一括で受け取る場合は、勤続20年以下の場合、40万円 × 勤続年数が非課税になります。

勤続20年超の場合は800万円 + 70万円 × (勤続年数 - 20年)です。

 

iDeCoの受取時の課税については以下の記事で詳しく説明しています。

iDeCo(イデコ)で運用益が出ていても損をする!?運用コスト・節税効果・受取時の課税まで徹底解説。

 

 

また、iDeCoは60歳になるまで資金を引き出せません。解約をするための条件はとても厳しいです。

ただし、掛け金を減らしたり、拠出を停止したりすることはできます。

 

考えようによっては、老後資金を確実に確保できるのでメリットかもしれない。

 

ふるさと納税をしている人は注意

所得控除された額×所得税率分、納税金額が減るので、ふるさと納税の寄付限度額も減ります。

寄付限度額をシミュレーションする際に、所得控除された金額を所得から引いておきましょう

 

他にも、積立NISAは一括積立可能だけど、iDeCoは毎月積み立てしか選べないといった違いがあるよ。

 

 

 

 

積立NISAとiDeCoはどれくらいお得?

比較しやすいよう、以下の条件で積立NISAとiDeCoのお得度をシミュレーションします。

 

・所得控除後の課税所得300万円(所得税率10%)
・企業型確定拠出年金がない会社に勤める35歳
・22歳で入社
・定年退職は65歳
・退職金1,000万円
・投資開始は2022年1月
・投資は積立NISAとiDeCoそれぞれの上限金額まで行う
・運用商品は全世界株式へのインデックス投資、運用利回り3%

 

全米株式へのインデックス投資でもOK。

 

誰でも投資しやすく、かつ利回りが良いので全世界株式(または全米株式)インデックス投資にしています。

利回りは過去の実績から、20年間投資すれば約3%の利回りが得られるという結果が出ています。

 

積立NISAでいくらお得になる?

積立NISAは年間投資枠が40万円なので、月額であれば33,333円を積み立てることになります。

しかし、それではネット検索で出てくる積立投資シミュレーションで正しく計算できません。


例えば、2042年から投資したものが20年非課税運用されてない結果となってしまいます。

そこで、毎年40万円を年初に一括投資し、それぞれ20年間非課税運用するという条件でシミュレーションします。

こちらのシミュレーションサイトを利用しました。

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売却・受取は2042年から順次行い、2062年(75歳)まで続きます。

毎年約72万円、月額6万円を受け取ることになり、一気に取り崩さなくても大丈夫だろうということで、定年退職後もそのペースで受け取ります。

 

投資額は840万円で、最終的な運用益は約689万円になります。

689万円×税率約20%=約138万円が非課税となりお得です。

 

【これは、誰でも2022年から40万円積み立てれば同じシミュレーションになります】

 

 

iDeCo(個人型確定拠出年金)でいくらお得になる?

続いてはiDeCoの場合のシミュレーションです。

iDeCoの掛金上限額は人によって異なり、会社員で企業型確定拠出年金に加入していない場合、月23,000円拠出できます。

 

また、会社員で60歳の定年後も、雇用延長などで厚生年金に加入して働く人は、自動的に国民年金の被保険者となるので、65歳まで拠出できます。

 

35歳から始めて、65歳になるまで31年間、積立投資を続けます。
こちらは新生銀行のシミュレーションを使いました。

 

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投資額は約856万円で、最終的な運用益は約547万円になります。

547万円×税率約20%=約109万円が非課税になりお得です。

 

続いて、所得控除によってお得になる金額を計算します。

拠出額23,000円×所得税率10%×12ヵ月×31年=855,600円も節税になります。

 

後は受取時の課税額の計算です。

受け取り方には「一時金として一括受取」と「年金として分割受け取り」、「前述2つの組み合わせ」の3パターンがあり、それぞれ課税額が異なります。

 

年金受け取りの場合、公的年金の収入金額の合計などによって控除額が異なります。

また、会社に勤めていて厚生年金を受け取る場合は、満額控除というのは難しいため一括受取とします。

 

さて、65歳の定年退職時に、退職金1,000万円とiDeCoの運用資金1,402万円を受け取った場合いくら課税されるでしょうか?

 

退職所得控除額は20年以上勤続した場合、800万円 + 70万円 × (勤続年数 - 20年)となります。

ここで、勤続年数が退職金とiDeCoでは異なります

退職金の場合は、退職金をもらう企業での勤続年数となるため、65 - 22 + 1 = 44年です。

一方、確定拠出年金における勤続年数は、企業型確定拠出年金iDeCoの加入者期間を合算した期間なので、65 - 35 + 1 = 31年です。

 

これをどう計算したらいいのかわからないため電話で税務相談したところ、「計算は複雑なので具体的な金額を持って税務署へ相談に来てください」とのことでした。

 

ということで、シミュレーションでは安全に見積もるため、勤続年数が短い31年の方で計算式に当てはめて計算します。

800万円 + 70万円 × (31年 - 20年)= 1,570万円

退職金1,000万円 + iDeCo1,402万円 - 1,570万円 = 832万円

退職所得の金額は 「退職所得控除後の金額 × 0.5」なので、416万円に対して課税されます。 

 

退職金の支払を受ける時までに、「退職所得の受給に関する申告書」を出しているかどうかで税率が変わるのですが、課税される退職所得が416万円であれば税率約20%なのは変わりません。

416万円 × 0.2 = 約83万円 が税金として差し引かれます

 

控除金額は勤続年数や退職金の額によって異なるので要注意。

 

結局、どちらがお得?

結果、iDeCoでは総額約112万円お得になり、受け取れる資金は1,400万円になります。

一方、積立NISAは約138万円お得になり、受け取れる資金は1,598万円になります。

あくまでこれは、シミュレーションを行った年齢・退職金額等の場合です。

 

積立NISAは成人であれば誰でも同じシミュレーション金額になります。

一方、iDeCoは若いうちから始めるほど節税額や受け取れる資金は大きくなります

ただし、退職金額が大きい場合は、受取時の課税額も大きくなってしまいます

 

ひとまず、今からやるのにおすすめなのは積立NISAです。

なぜなら、年内に口座開設・取引開始することが可能で、年間非課税枠40万円分を使うことができるからです。

しかも、iDeCoほど複雑ではありません

 

 

積立NISA口座の開設方法 

NISA口座の開設の仕方は、普通の証券口座とほぼ変わらず、ネット経由で証券会社に必要書類を提出するだけです。

 

口座開設は楽天証券で行い、楽天カード払いにするのがおすすめです。

積立NISAで年間40万円、楽天カード払いで投資したとすると、その1%の4千円がお得になります

※2022年9月以降、一部を除き還元率は0.2%に引き下げられてしまいます

 

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それだけでなく、楽天証券 は全体的に手数料が安く、投資信託などの商品ラインナップも充実しています。

 

楽天証券 のホームページ内の「口座開設」ボタンから申込みでき、本人確認書類をネットでアップロードする場合は1~2営業日で取引が可能になります。

 

また、郵送での申込みでも1週間~10日間で取引が可能になります。

 

 

資金に余裕があれば併用しよう

もし、ゆとり資金があって、年間約70万円投資に回せる見込みがあるのであれば、ぜひ積立NISAとiDeCoを併用しましょう。

今回のシミュレーション結果では、2つ併せれば約250万円もの節税になり、老後資金として約3,000万円準備できます

 

ただし、シミュレーション結果はあくまで試算です。

実際は資産がマイナスになることもあるため、リスクをよく理解してから投資しましょう!

 

以上、この記事がお役に立てば嬉しいです♪

 

【関連記事】
iDeCoはスイッチングで利益確定できる!定期的に資産配分割合を変更してリバランス。

一般NISA・積立NISA・ジュニアNISAでお得に投資♪選び方や損する場合 

 

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子供名義の証券口座(未成年口座)、基礎控除が使えてお得!?利用時の注意点【税務相談済み】

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節税の本を出版した、まにゃです🐈

最大限お得に投資するにはどうしたらいいんだろう、と常にアンテナを張っています!

 

今回は、お子さんがいるかた必見のお得投資術です。

 

NISAの上限いっぱい投資してもまだ余剰資金があるかたは、これを利用しない手はないです!

 

お子さんに株式投資をさせたいと思っているかたもぜひ読んでみてください。

 

年間48万円、非課税になる可能性があります。

 

税金計算が複雑な話なので国税庁に税務相談した内容をまとめています。

 

この記事を読むメリット

株式投資の際の課税が安く済む

・未成年口座についてわかる

・自分にあった節税方法を選べるようになる

 

 

 

 

子供名義の証券口座(未成年口座)を開設して、その口座で取引をすると年間48万円が非課税になる可能性があります。

 

まずは、未成年口座開設時の注意点を見ていきましょう!

 

 

未成年口座開設時の注意点

親の資金を子供名義の証券口座に移して売買する場合は、贈与に該当します。

 

年間110万円以下の贈与(生活費や教育費以外の金銭授与)は原則非課税ですが、110万円を超えると課税されます

 

また、110万円以下の贈与を毎年繰り返してしまうと、定期贈与とみなされ贈与税が課せられるケースもあります

 

定期贈与とは、一定期間、一定の給付を目的に贈与を行うことです。

贈与の開始時にすべての金額を贈与する意思があったとみなされて、贈与の合計額に対して税金がかかります。

 

 

定期贈与とみなされないための対策

定期贈与とみなされないための対策は以下の3つ。

 

①贈与契約書を作成する

贈与した時にまず問題となるのが、本当に贈与されたのかという点。

そこで、贈与した時に証拠として「贈与契約書」を作成する。

 

 

②毎年違う金額を贈与する

1年目は110万円、2年目は109万円など、毎年金額を変えるようにする。

 

 

③毎年違う時期に贈与する

贈与の月日を毎年変えて、定期的な贈与とみなされないようにする。

 

 

ジュニアNISAも贈与の対象なんです!
ジュニアNISA口座80万円+未成年口座30万円以内であれば非課税。
でも、毎年それを繰り返すと定期贈与とみなされるかも。

とはいえ、そんなの税務署にばれないんじゃない!?

税理士さんも「普通の会社員であれば税務調査は入らない」って言ってたよ。
でも、相続の時にバレて問題になるんだって!

 

 

子供が小さい場合はさらに注意が必要

子供が小さく、「親から贈与を受けた」ことが理解できない場合、贈与とみなされません。

その状態で未成年口座に親の資金を入金して取引をしていると、借名取引になる恐れがあります。

 

借名取引とは、他人の名義を使用して行う取引のこと。

証券会社は、本人以外の名義を使用している注文を受託してはならないと、法令で定められています。

これは税務相談での回答です。
でも、未成年口座は親権者が取引主体となって入金や注文を行うものとされているので、借名取引には当たらないような気が…?

 

 

子供が小さい場合の対策

祖父母に子供の法定代理人になってもらってから贈与契約を交わす。

家庭裁判所を通さなければならず、非常に手間がかかります。

息子の場合、家の仕事をして自分で稼いでおり、その過程で金銭感覚もついてきているので「親からお金をもらった」ということは理解できます。
しかも、仕事お小遣い制の記録もつけているので、証拠も提出できる!

 

 

贈与税はいくらかかる?

子どもが未成年の場合の贈与税率は以下の通りです。

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さて、ここからはお得な情報!

 

 

 

 

48万円の基礎控除が使える!?

まにゃ「株式の利益に対しては、基礎控除なんて使えないですよね?」

税理士さん「使えますよ。」

まにゃ「本当ですか!?」

税理士さん「使わないほうがお得ですけどね。」

まにゃ「そこのところ、詳しく教えてください!」

 

誰でも使える基礎控除

確定申告で所得税額の計算をする時に、誰でも総所得金額から48万円を差し引くことができます

例えば、子供が証券取引などで48万円の利益を出しても、非課税になります。

ちなみに、会社員は会社が年末調整をする際に基礎控除されています。

 

証券口座の種類によって基礎控除の受け方が違う

証券口座には主に以下の2種類があり、基礎控除の受け方が異なります。

「一般口座」もありますが、手間がかかるのでおすすめしません。

 

・「特定口座(源泉徴収あり)」の場合

確定申告不要だが、基礎控除が考慮されず、利益全額に対して課税される。

確定申告をすることで基礎控除分の税金が戻ってくる

 

 

・「特定口座(源泉徴収なし)」の場合

非課税となる利益48万円までは税金は取られない。

48万円を超えたら確定申告をして税金を払わないと脱税になる

 

 

・配当金の課税について

配当金は上記どちらの口座でも配当利益全額に対して課税され、差し引かれる。

確定申告することで基礎控除分の税金が戻ってくる

 

源泉徴収「あり」「なし」、どっちがいいのかな?
それを検討するために、「扶養控除」を知る必要があるよ!

 

 

扶養控除についても知ろう

扶養控除とは、16歳以上の子供を扶養している人が利用できる所得控除。

子供と生計を一とし、子の年間の合計所得金額が48万円以下であれば控除を受けられます。

 

子供の所得額に対する控除ではなく、親の所得額に対する控除で、親が支払う税金に影響します。

(扶養控除は配偶者以外の6親等内の血族及び3親等内の姻族が扶養対象となりますが、この記事では子供に限定して説明しています)

 

控除額は以下の通り子供の年齢によって異なります。

16歳~18歳:38万円
19歳~22歳:63万円
23歳~69歳:38万円

ちなみに16歳未満の子供は児童手当があるので控除適用外です。

たとえば、19歳の子供の場合は扶養控除として63万円が親の所得から控除されます。

親の所得税が仮に税率20%とすれば、年間126,000円もお得に

 

この扶養控除による節税額が大きいので、税理士さんは「基礎控除は使わないほうがお得」と言っていました。
それはなぜかというと・・・

 

 

こんな場合に扶養控除は適用外になる

子供の口座で利益が基礎控除額を超えると、親の扶養控除が使えなくなります

例えば、子供の取引口座での利益が年間48万円を超えたので確定申告をすると、親の扶養から外れてしまうんです。

この「確定申告をする」と親の扶養から外れる、というのがポイント!

 

 

 

 

扶養控除が外れないための対策

ずばり、子供の取引口座を「特定口座(源泉徴収あり)」にしておくと、子供がいくら証券取引で稼いでも扶養から外れません。

 

なぜかというと、「特定口座(源泉徴収あり)」ならいくら利益が出ても確定申告が不要だから

 

でも、基礎控除48万円分の税金を取り戻すために確定申告をすると扶養から外れてしまいます

 

 

どうするのが1番お得か

基礎控除や扶養控除、源泉徴収ありやなしなど色々でてきましたが、どうするのが1番お得なのでしょうか?

 

子供が扶養控除の対象ではない場合(0~15歳)

「特定口座(源泉徴収なし)」で未成年口座を作る。

利益が基礎控除額48万円以内であれば税金を取られなくて済む。

もし利益が48万円を超えたら、確定申告が必要になります。

 

さらに、配当金がある場合は基礎控除に関係なく約20%の税金を取られているので、基礎控除分の税金を取り戻すために確定申告をする

例えば、配当金が48万円なら約20%の9.6万円が戻ってくる

 

配当金の確定申告には「総合課税」申告分離課税がありますが、配当控除がある「総合課税」のほうが多くの人にとってお得になります。

 

子供が扶養控除の対象(16歳~)の場合

配当金+売買益が48万円を超えそうであれば、「特定口座 源泉徴収あり」にして確定申告をしない。

ただし、その場合は扶養控除を優先し、基礎控除48万円は諦める。

 

19~22歳は扶養控除額が63万円と高いが、それ以外は38万円と基礎控除48万円よりは小さいので、所得税率が20%を超える人(所得金額が695万円以上)のみやればいいかも。

 

配当金+売買益が48万円以下になりそうなら、「特定口座 源泉徴収なし」にする。

また、配当金がある場合、基礎控除分の税金を取り戻すための確定申告をする

 

源泉徴収なし」から源泉徴収あり」に変更できますが、すでにその年の取引が行われている場合は翌年から適用になるよ。

 

 

全体のまとめ

・親の資金を子供の口座に移す場合、ジュニアNISA分も合わせて110万円を超えると贈与税がかかる

 

110万円以下でも、毎年贈与する時期、金額を変えないと定期贈与とされて税金を多く取られるかも

 

・贈与契約書を作成しておいた方が安心。

 

子供が0~18歳なら、「特定口座(源泉徴収なし)」を開設。

配当金がある場合は、「総合課税」で確定申告して基礎控除48万円分の税金を取り戻す。

利益が48万円を超える場合は確定申告して税金を払う。

所得税率が20%を超える人は子供が16歳以上になったら下記を行う

 

供が19~22歳で配当金+売買益が48万円を超えそうなら「特定口座 源泉徴収あり」

この場合は基礎控除を諦めて扶養控除を優先。

 

子供が19~22歳で配当金+売買益が48万円以下になりそうなら「特定口座 源泉徴収なし」

配当金がある場合は、「総合課税」で確定申告して基礎控除48万円分の税金を取り戻す。

 

なんだか小難しい話になりますが、こういうことをしっかり理解して活用するだけで、年間数万円もお得になります!

ぜひ、一緒に勉強しましょう♪

 

以上、この記事がお役に立てば嬉しいです♪

「あれ、これおかしくない?」という内容があったらコメントを頂けると助かります!!

 

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資産管理無料アプリはロボフォリオ!米国株・投資信託・海外ETFに対応 iDeCoや仮想通貨はどうする?

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まにゃです🐈

投資歴10年以上、米国株やETF、仮想通貨、FXなど多岐に渡って投資をしてます

 

複数口座や複数の投資先があるかた、資産管理がめんどうだと思ったことはないですか?

 

私は本当にめんどくさかった・・・。

 

でも、なんと無料アプリのおかげでかなり楽になりました

 

長期投資とはいえ、年に1回は資産配分を見直したほうがいいので、資産管理は必須。

 

いろんな無料アプリを調べたり試したりしてついにNo1が決まったから、紹介するよ。

これで面倒な資産管理とはおさらば

 

こんな人におすすめの記事やで

2ヶ所以上の証券会社を利用している
家族の証券口座をまとめて管理したい
複数の資産に投資している
毎日手軽に資産の増減をチェックしたい
アセットロケーションを手軽に確認したい

 

 

 

 

資産管理アプリに求める条件

私が資産管理アプリに求める条件は以下の通り。

 

口座自動連携(手入力なし)
・国内外株、国内外投資信託海外ETFiDeCoにも対応
アセットロケーションが一目でわかる
複数証券口座の資産をまとめて確認できる
損益状況がわかる
・できれば配当金、年金も管理できる
無料

 

 

候補となるアプリの選定

そもそも取り扱いの少ない外国株式の資産管理アプリを検索して調べていき、かなりいい線行っているのではないかと思えたもの3つを徹底的に調べました。

 

以下のロボフォリオ、マネーフォワード、OneStockです。

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OneStockはインストールしてやってみたら、ETFが管理できなかった・・・。

 

この結果から、私にはロボフォリオが1番条件に合っていました!

海外ETFとアセットロケーションは外せない

 

 

ロボフォリオってどんなアプリ?

ホーム画面

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各アセットの前日比がぱっと見てわかりやすい。

NISAの外国個別株も外国株扱いで、NISAには入っていないです。

 

銘柄別でも前日比が一覧できる

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全体・各アセットごとに分けて表示も可能で便利。

 

アセットクラス別の円グラフ

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「現物」は国内個別株。

「NISA」が国内か海外かわからないのが残念。

 

今のところ私がNISA口座で保有している銘柄は外国株式しかなく、一応わかるのでよしとする。

 

資産全体の推移もわかる

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連携を始めた時点から記録されるので現時点ではあまりよさが伝わらないかも。

長期で記録していれば、どの資産が伸びたのか、伸びてないのか比較しやすい。

 

口座別資産

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口座別・アセットクラス別に、現状の利回り確認でもできる。

保有銘柄の割合もわかる

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グラフをタップ/マウスをポイントすると詳細が表示される。

他にも、取引履歴一覧や保有銘柄の適宜開示情報通知もあってかなり便利

 

 

 

 

ロボフォリオで把握できない資産

年金やiDeCo

ねんきんネットやiDeCo金融機関との連携機能はありません。

 

そこで私は、Zaim(無料家計簿アプリ)でそれらと連携して、年金額やiDeCoの運用額を把握しています。

 

仮想通貨

そもそも仮想通貨は私が利用している取引所(国内外複数)すべてと自動連携できるアプリがありません

 

そこで、自動連携ではないけれど、保有する仮想通貨の損益やチャートがわかりやすく把握できるCoinGeckoというアプリを使っています。

 

頻繁に売買しないのでこれで十分。

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FX自動売買

FX自動売買はほぼほったらかしなので、FX会社のアプリを使っています。

 

配当

配当管理アプリがありますが、現在は配当をメインにしていないので、まぁいいかということで管理していません。

給料所得が無くなったら、毎月の生活費を配当で賄えるようになりたいと思っているので、その時に検討します。

 

以上、この情報がお役に立てば嬉しいです!

ロボフォリオのサイトはこちらをクリック

 

【関連記事】

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資産額&投資実績公開!元本2千万円が含み益を入れると3千万円に。

 

 

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ビットコインは今後どうなる?2017年から投資をしている私の大損体験

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まにゃです🐈

2017年からビットコインなど仮想通貨に投資をしており、大損したことがあります。

 

最近、ビットコインは高値更新を続けてまた盛り上がってきたり、「ビットコイン積立投資」をよく目にするようになってきました。

2017年の再来です。

 

元本400万円を失う大損をした経験をふまえ、ビットコインは今後どうなるのか、注意点などを紹介します。

 

現在、評価益は800万円前後になって盛り返してきてるよ!

夫も投資資金を3倍に増やせているので、ビットコインについて詳しく知らないのは損

 

 

この記事を読むメリット

ビットコインがなぜ高騰しているかわかる
ビットコイン投資の注意点がわかる
・お小遣い稼ぎができる

 

 

 

そもそもビットコインとは何?

ビットコイン(BTC)は仮想通貨(暗号資産)の基軸通貨です。

仮想通貨とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、資金決済に関する法律において、以下の性質を持つものと定義されています。

 

①不特定の者に対して代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨と相互に交換できる

②電子的に記録され、移転できる

法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

 

 

ビットコインは安全なのか?

以下の理由などにより、ビットコイン自体は安全だと言えます。

 

①世界中の複数のコンピューターで分散処理している

ビットコインはすべての取引がオープンになっていて、リアルタイムで世界中の誰でも見られるようになっています。

誰でも見られるということは、不正操作や改ざん・コピーをしたとしても、すぐに見つかるということ。

複数の承認者がその取引を承認しない限り取引が実行されないというところが、安全といわれる理由の1つ。

 

承認作業=マイニングなんですが、そもそもマイニングって?というところは省略。

 

ブロックチェーン技術

ブロックチェーンは、「たった1本の鎖である」、「一方向にしか流れない(不可逆的である)」という2つの特徴があります。

ビットコインのすべての取引はたった1本の鎖に記録されていますが、この鎖はどこか1カ所のサーバーに保管されているわけではなく、ネットワークに接続したすべてのコンピューターにまったく同じ鎖が保存されています。

ということは、誰かが勝手にコピーしたり、書き換えたりしたら、その人の鎖だけ他の人とは別のものになってしまいます

だから、簡単にバレるし、誰もその取引を承認してくれません

 

また、ブロックチェーンは一方向にしか流れないので、過去にさかのぼって改ざんすることは原理的にできません

というわけで、ビットコイン自体は安全と言えます。

 

ただし、取引所がハッキングされて盗まれることがあります。
ビットコイン自体に問題はないのですが、ビットコインの保管先はセキュリティが高い取引所やウォレットを選ばないと危険

 

 

ビットコインはなぜ価値が高まっているのか

ビットコインの価値が高まる理由は様々ですが、特に大きな理由としてよく取り上げられているものを紹介します。

 

①特定の国家や銀行に依存しない

法定通貨は基本的に国が発行主体です。日本円も政府が発行していますよね。

それに対してビットコインは、発行主体が存在しません。

そのため、ある国の情勢や金融体制が不安定になった時に、資産の逃避先としてビットコインが買われる可能性が高いです。

 

②銀行口座がなくても仮想通貨で貯蓄できる

発展途上国には、銀行口座を作れない人がたくさんいます。

そういう人たちが、仮想通貨を保有することで貯蓄できるようになるので、途上国で仮想通貨が取り入れられつつあります。

 

③インフレヘッジになる

新型コロナウイルスの影響を緩和するために、世界の中央銀行は大規模金融緩和を実施。それにより法定通貨の価値が低下しました。(インフレ)

このような場合、資産価値を目減りさせないためにゴールドを保有するのですが、今回、ビットコインがゴールド同様に保有されるようになりました

 

ビットコインデジタルゴールドと呼ばれたりもするね。

 

④著名人や有名企業がビットコインを取り入れだした

海外の著名な投資家や有名企業がビットコインを大量に保有しだして、ニュースになっています。

また、国内では楽天ビットコイン取引サービスを開始したりと、各企業がビットコイン取引や決済サービスを導入しており、身近なものへとなりつつあります。

 

このように、ビットコインには需要があります
対して、ビットコインの供給数には上限があるため、需要が高まり続ける限り価格が上がる可能性があります

ビットコイン投資は
コインチェックがおすすめ

 

仮想通貨取引歴4年の私の実績

私は2017年6月ごろ、1ビットコインが約30万円の時から投資しだしたよ。

えぇ、じゃあ資産は20倍くらいになってるの!?

それがね、投資初心者が仮想通貨に手を出したから色々失敗しちゃった。

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長期チャートを見ると、私はいい時期に仮想通貨に参入しています。

しかし、以下のような投資初心者状態でやり始めたので散々な結果に。

 

・自分のリスク許容度をわかっていない

・投資におけるリスクが何かわかっていない

・著名人の言葉を鵜呑みにする

・毎日チャートに一喜一憂する

・メディアで取り上げられだしたから、これからも価格が上がり続けると思い込む

分散投資が何かわかっていない

 

 

 

調子に乗って600万円を投資

ビットコインについて調べて、これは将来性があると思って最初は100万円ほどを投資しました。

それでとどまるならよかったものの、ビットコインの価格上昇につられて「まだ上がる、もっと買おう」とどんどん追加投資し、最終的には約600万円投資しました。

メディアでも「仮想通貨はこれからさらに上昇する」と取り上げられていて、購入の勢いが止まりませんでした。

慎重な夫ですら「もっと購入したら?」と言うくらい、周りの雰囲気に流されるんですよね。

 

このように価格上昇中に追加購入したので、平均購入単価は上がっていきました。

これだけ上昇したということは、同じだけ下落する可能性があるというリスクについて考えず、多くの資金を投入してしまいました

 

結果、翌年の2018年には仮想通貨全体が大暴落し、平均購入単価が上がった状態だったので損失が出ました。

 

著名人の言葉を鵜呑みにし、信用取引

現物で保有していたならまだよかったのですが、仮想通貨の有名オンラインサロンに入会し、言われるままに信用取引(仮想通貨FX)をはじめてしまいました。

しかも、信用取引の資金管理をよくわかっていない・損切もできない状態でやっていたので、強制的にロスカットされて、一気に資産を失いました

毎日チャートを見て精神的にも不安定でした。

 

なんと4BTC以上失った!今にしたら2,400万円くらい。

 

オンラインサロンでの体験談については、何記事か書いています。

KAZMAX仮想通貨ビットコインオンラインサロン体験談5か月目 資金がもとに戻るか!? - まにゃブログ(投資・節約・副業・子供のお金の教育)

 

草コインや多数のアルトコインにも手を出す

分散投資って大事だよね!と思って、アルトコイン・草コインあわせて30種類くらいに投資していました。完全にアホです(笑)

仮想通貨という1つのジャンルの中で分散させても、結局は同じ穴のムジナ

 

ビットコインが暴落すると、特に草コインはさらにひどい暴落をし、ゴミコインとなりました。

草コインは株式で言えば「新興国」という位置づけで、保有割合を低くしていましたが、仮想通貨全体が暴落したので意味はなし。

 

そんなこんなで現物保有していたアルトコインと草コインは、評価額が100万円以下になりました。

 

 

ビットコインには投資しないほうがいいのか?

ここまで散々私の失敗を語ってきましたが、結論を言うと「初心者にはおすすめしない」です。

初心者というのは、大失敗した当時の私のような人です。

 

逆に言うと、失敗するポイントを抑えたうえで投資するのであれば、最初に取り上げたような需要がビットコインにはあるのでおすすめです。

実際、仮想通貨の現物で小遣い稼ぎをしている夫は、資産を2倍に増やしています

 

仮想通貨投資でおさえるべきポイント

仮想通貨投資でおさえるべきポイントには以下のようなものがあります。

 

①投資対象はビットコインに絞る

私はアルトコインや草コインなど多数投資しましたが、ビットコインに絞ったほうが暴落時の影響がまだ控えめです。

一攫千金を狙って新しく出てきた仮想通貨などに投資したくなる気持ちはわかりますが、ビットコインに絞ったほうがいいです。

 

また、アルトコインの中でもイーサリアムは過去のチャートを見る限り、ビットコインに続いて安定した値動きをしているのでありだと思います。

 

たまにTwitterで自分が保有している仮想通貨の保有額をツイートしてます。
メインはイーサリアムです。
ビットコインは現物を吹き飛ばしてなくなったからね。

 

②自分のリスク許容度の範囲内で

生活防衛費、老後のための資産形成に必要な資金を除いて、それでもまだゆとりがあればやりましょう。

ビットコインはリスクが高いので堅実な資産形成には向きません。お小遣い稼ぎ感覚のほうがいいです。

 

過去、ビットコイン価格が4分の1まで暴落した経験をしましたので、それくらい資産が減ってもへっちゃら!という金額内で投資することをおすすめします。

今だったら600万円が100万円くらいに暴落したとしても驚きはしません

 

2017年から保有しているイーサリアム等の現物が約600万円ありますが、価格が上がろうが下がろうが正直どうでもいい境地に達しました(笑)
1度暴落して、無くなったと思ってますからね。

 

③投資するなら現物を長期保有

ビットコインの今後の動きとして大きく以下の3パターンが考えられます。

 

A:このまま上昇を続けて1,000万円を目指す

B:一度暴落して数年後にまた1,000万円を目指す

C:暴落して現状の高値までは戻ってこない

 

色々調べて検討した結果、Cだと思う人はビットコインへの投資はやめましょう。

AかBだと思う人は、現物を長期保有する前提で始めましょう。

 

ビットコインの将来性にかけて投資するのであれば、いつ暴落・暴騰があるかわからないので、長期積立投資がおすすめです。

 

このあたりは、右肩上がりに成長を続ける米国株へのインデックス長期積立投資と同じ考え方ですね。

いつ暴落・暴騰するかわからないけど、右肩上がりだと信じるのであれば、毎月定額をコツコツと貯めるのが堅実です。

 

また、特に損失を出してから売るのはお勧めしません。

なぜなら、仮想通貨は株式投資と違って損失を繰り越すことができず、損失を取り戻すのが大変だからです。

 

 

ビットコインのリスクを理解して始める

ビットコインは、中国政府による仮想通貨取引の規制や、著名人の発言によって大きく価格変動しています。非常に値動きが激しいです。

 

また、大きく上がる可能性があるということは、大きく下がる可能性もあるということ。
そのことをよく理解して、ビットコイン自体についてよく勉強してから納得して投資を始めましょう。

 

著名人が「ビットコインは1000万円になる!」と言っても、必ずそうなるわけではありません。

例えば、ビットコインに何か欠陥が見つかって無価値になったとしても、誰も責任は取ってくれません。

 

量子コンピューターが実用化されると、仮想通貨の暗号化技術が破られるということがニュースになったけど、各仮想通貨は量子コンピューター対策に乗り出しているので、大丈夫かなとは思っています。

 

 

おすすめの取引所

私は、アルトコインや草コインを取引するために以下のような複数の取引所に口座開設しています。

コインチェック
ビットバンク
ビットポイント
ビットフライヤー
GMOコイン
ザイフ
QUOIN
バイナンスなど海外取引所

 

中でもおすすめはコインチェックです。

・初心者でもスマホアプリから簡単に取引できる

・「取引所」を使えば手数料無料

・一度ハッキングされてから東証一部マネックスグループの傘下となり、セキュリティが強化されている

ビットコインの積立投資ができる

 

コインチェックがハッキングされてしばらく取引ができなかったことがありますが、それでも今もメインで利用しています。
それくらい使い勝手がいい

コインチェックへの
登録はこちら!

 

以上、この記事がお役に立てば嬉しいです♪

仮想通貨はそのリスクの高さから、堅実な資産形成には向かないことを忘れないでね!

これだけ上昇したなら、暴落は必ず来ると思うよ。米国株だって暴落するんだから

 

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iDeCoはスイッチングで利益確定できる!定期的に資産配分割合を変更してリバランス。

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夫婦でiDeCo満額やってる、まにゃです🐈

iDeCoは最初に投資先を選んでしまえばあとは放置でOK!って思ってませんか?

私は「バランス型ファンドに投資してあとは放置だ!」と思って1年以上放置してしまってた

 

でも、よくよく考えてみると、投資信託は例えば年に1回など定期的に資産配分を見直してリバランスしたほうがいいもの

 

しかも、iDeCoは資金を引き出せないけど、スイッチングを利用して利益確定することだってできる

 

そんなことも知らなかったので、iDeCoについて徹底的に調べて、どうすればより効果的にiDeCoを運用できるのか整理しました

 

この記事を読むメリット

iDeCoの効果的な運用方法がわかる
・定期的な資産配分割合の変更ができるようになる
・暴落に備えられる
・スイッチングやリバランスについてわかる

iDeCo(個人型確定拠出年金)についての基本情報はこちらの記事で解説しています。

iDeCo(イデコ)で運用益が出ていても損をする!?運用コスト・節税効果・受取時の課税まで徹底解説。

 

 

 

資産配分割合の変更はほぼ必須

iDeCoは最初に、どの運用商品をどの程度購入するか割合を決めてから始めます。

しかし、時間が経過するにつれて、保有資産の構成割合は変化することがほとんどです。

 

例えば、株式と債券に投資していると、株価が好調な時は株式のほうが評価額が多くなっていくので、保有割合が高まります。

そうなると、株式は債権よりもリスクが高いので、放置しているといつのまにか予想以上のリスクを負うことになります

 

そこで、値上がりした株式を売り、保有割合が低下した債権を買い増して資産構成割合を元と同じ比率に修正することを「リバランス」と言います。

 

 

また、年齢や環境の変化によってリスク許容度が変わり、それに合わせて運用商品を見直す必要が出てくる場合もあります。

 

例えば、バランス型ファンド(国内外の債券・株式・不動産に投資)1本を購入すれば、自動的に資産配分をあらかじめ決められた割合に調整してくれます。

しかし、バランス型ファンドはリスク許容度が高い時には利回りが物足りない、信託報酬という運用コストが割高というデメリットがあります

結果、私は1年弱運用してみてバランス型ファンドから米国株式インデックスファンドに乗り換えることにしました。

 

リスク許容度は人によって異なります。
収入が多い・子供がいないなどの理由で、お金を失ってもすぐに取り返しやすいほどリスク許容度は高くなります。

 

 

資産配分の変更には2つの手段がある

iDeCoの資産配分の変更手続きには、「配分変更」と「スイッチング」の2つの手段があります。

 

配分変更

配分変更とは、毎月の掛金で購入する運用商品の配分割合を変更することです。

私はSBI証券iDeCoをしていますが、ネット上で配分変更のボタンを押して、各商品を何%の割合で投資するのか数字を入れるだけで完了です。

配分変更に手数料はかかりません

 

しかし、配分変更を行ってもこれまで積み立ててきた資産の割合は変更されません。

すでに積み立てた分の資産配分も変更したい場合は、次に説明する「スイッチング」も同時に行う必要があります。

 

スイッチング

スイッチングとは、これまでに積み立ててきた運用商品を評価額で売却し、別の運用商品を購入することです。

一部売却し他の運用商品に入れ替えることもできます。

売却した金額分、別の商品を購入するので全体の資産残高は変わりません。

 

暴落に備えてスイッチングもあり

iDeCoは運用商品を売却してお金を受け取れるのは60歳を過ぎてからです。

では、それまで運用商品を売却することはできないのでしょうか?

もうすぐ暴落が来そうだから、損失が出る前に現金化したいと考えることもあるかもしれません。

 

そういう時に、利益が出ている投資信託を売却して、元本確保型商品(定期預金など)を購入することで利益が確保できます

 

ただし、運用商品を売却する際には、その商品に設定されている売却時にかかる手数料がかかります

投資信託であれば「解約手数料」と「信託財産留保額」が売却時にかかる手数料です。

 

例えば、私は「ひふみ年金」と「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を売却しましたが、売却時手数料は以下の通りでした。

 

「ひふみ年金」
解約手数料 無し
信託財産留保額 無し

 

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
解約手数料 無し
信託財産留保額 基準価額の0.1%
→約800円でした

 

このように、売却時にお金がかかるので、頻繁にスイッチングを行うことはおすすめしません。

年に1回リバランスをするときにスイッチングを行うくらいでいいと思います。

 

暴落に備えて利益を現金化するのはいいのですが、そもそもいつ暴落が起きるかわかりません

もし暴落が来なかったら、投資信託を売却して定期預金にしてしまった分の利益を失います。

そのため、基本的には利益確保のためのスイッチングはしなくてもいいと思いますが、やったほうが精神的に安定する等の場合、「利益分だけを売却する」「半分だけ売却する」など、一部売却するのがおすすめです。

 

くれぐれも、投資信託が暴落した後に売却して定期預金に乗り換えるということはしないでね!

 

リバランスとか、資産配分とか、リスク許容度なんてわからない!という人は、国内外株式と債券に投資するバランス型ファンドを購入してもいいと思います。

 

ただし、株式と債券それぞれにどれくらいの割合投資するのが最適かについては、各人のリスク許容度に左右されるので自分で考える必要があります

 

 

私のiDeCo投資先

私は現在、以下の通りiDeCoを運用しています。

 

・私のiDeCo月額12,000円

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 

・夫のiDeCo月額23,000円

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

ニッセイ外国株式インデックスファンド

 

夫の投資信託はどちらも日本を除く先進国に投資するもので大差ありませんが、実際のところどうなんだろうと実験的に50:50の割合で投資しています。

 

なぜこれらの銘柄にしたかというと、iDeCoの他にも

・ジュニアNISA2人分 160万円/年
・積立NISA 40万円/年
・一般NISA 120万円/年

で全世界株式や米国株式にも投資を行っている&現金余力もあるので、リスク許容度から考えてiDeCoは米国を含む先進国株式に全力投資でいいと考えたからです。

 

日本は株価が高値圏であり、米国のようにそれでも右肩上がりに成長し続けるかというとそうは思えない状況であるため、あえて外しています。

 

日本も頑張ってほしい!

 

以上、この記事がお役に立てば嬉しいです♪

 

【関連記事】

iDeCo(個人型確定拠出年金)節税&受け取りシミュレーション。やらなきゃ年2万円以上損!?

 

積立NISAかiDeCo(個人型確定拠出年金)どっち?徹底比較。併用もおすすめ。

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iDeCo(イデコ)で運用益が出ていても損をする!?運用コスト・節税効果・受取時の課税まで徹底解説。

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まにゃです🐈

iDeCoや積立NISAを満額やって、月20万円以上積立投資しています

 

私はiDeCoを始めて約1年。

運用結果を見てみたら、なんと運用益は出ているのに管理コストを引いたらマイナスになってた!

 

この1年、株価は好調だったのに利益がマイナスってやる意味あるの?って感じですよね。

 

それだけ、管理コストは高いということ。

管理コストがどれほどの負担になっているかや、今後このまま続けていいのか受け取り時まで含めてシミュレーションしてみたよ!

 

この記事を読むメリット

iDeCoを最もお得に始められる
iDeCoがお得かどうか具体的な数字でわかる
iDeCoについてめっちゃ詳しくなる
iDeCoで定期預金をするのはアリなのかわかる

 

 

 

iDeCoの基本情報はこちらの記事で紹介しています。

確定拠出年金・iDeCo(イデコ)で節税!シミュレーション。積立投資の強い味方!

 

必ずかかる管理コストを知ろう

iDeCoは運用で利益が出たかどうかや、どの商品に投資するかに関わらず、誰でも必ずかかる管理コストがいくつかあります。

 

国民年金基金連合会の手数料(初回)

iDeCoの実施者である国民年金基金連合会の事務費用として、加入時や移換時に手数料2,829円(税込)がかかります。

 

②掛金納付時の手数料(毎月)

掛金納付の都度、手数料として105円が差し引かれます。

 

③運営管理機関の事務委託手数料(毎月)

運営管理機関(証券会社や銀行などの金融機関)は、iDeCoの運営上、必要となるサービスを提供していることから、その対価として手数料を設定しています。

この費用は月額66円(税込)で、どの運営管理機関でもほぼ同じ金額となっています。

 

④口座管理手数料(毎月)

この手数料は運営機関によって異なるので、よく検討すべきポイントです。SBI証券楽天証券など、ほとんどの証券会社では0円となっています。

 

ですが、メガバンクでは260円かかったりします。年間3,120円、仮に20年間運用したら62,400円の差がつくので、iDeCoを始める場合はSBI証券楽天証券を選びましょう

 

私の場合、初年度は加入時に2,829円、毎月105円+66円、年間合計4,881円払っています。

そして、iDeCoを始めてから約1年経過後の運用利益は以下の通り2,898円。

対して、管理コストが4,881円なので、トータルすると大幅マイナス!!

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後日判明したんだけど、これ、手数料を差し引いての金額だった
とはいえ、利益が2,898円しか出ていなくて、手数料は4,881円って辛い。

 

12月ごろ相場が悪くなった時には、利益マイナスになりました(泣)

 

 

管理コストの影響力はどれくらいか

管理コストは少額のように見えますが、どれくらい影響があるんでしょうか?

 

拠出額によって変わる

拠出可能金額がいくらかによって、管理コストの影響度が変わります。

iDeCoは月々1,000円から拠出できますが、毎月の拠出上限額は以下の表のとおり12,000円から68,000円と幅があります。

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私は厚生年金基金(DB)があるため、上限が12,000円と少なめです。拠出額が小さいほど、管理コストの影響は大きくなります。

 

初年度の管理コストが4,881円、拠出金額が年間144,000円とすると、運用益がプラスマイナス0だった場合でも、実質的な運用利回りは96.6%となってしまいます。

 

企業型DCがない会社員や主婦の場合であれば、月23,000円を拠出できるので、年間拠出金額は276,000円です。

運用益が0円の場合、実質的な利回りは98.2%となります。

 

運用商品によって変わる

運用利回りがどれくらいかによっても管理コストの影響力は変わります。

 

例えば、定期預金の場合、あおぞらDC定期1年の2021年9月適用利率は0.01%なので、拠出額が月23,000円の場合は年276,000×100.01%で利益を含めた運用額は276,028円です。

そこから管理コスト4,881円が引かれるので、実質利回りは98.2%と元本割れとなります。

 

一方、全世界株式の平均利回りは約3%*1なので、276,000×103%=284,280円で、管理コストを差し引いた実質利回りは101.2%となります。

 

◆拠出金額が多く、利回りが高い運用ができたほうが、管理コストの影響は受けにくい。逆に、拠出金額が少ないうえに利回りが低い運用商品を選ぶと、管理コストのほうが高くつく可能性がある

 

定期預金など元本保証商品は、管理コストを引くと実は元本割れする可能性がある。でも、やったほうがいい。
最後まで読んでね!

 

 

 

iDeCoは長期投資。長期でやった場合どうなるのか試算してみましょう!

 

 

長期投資した場合のリターン

毎月12,000円を3%で運用できるとして、各投資期間でのリターンを明治安田アセットマネジメントのサイトを利用してシミュレーションしてみました。
 

投資期間30年の場合

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資産評価額661万、利益229万円

コスト:初年度2,829円+(毎年2052円×30年)=64,389円

長期投資すると、コストはほぼ気にならないレベルになりますね。

 

投資期間20年の場合

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資産評価額380万、利益92万

コスト:初年度2,829円+(毎年2052円×20年)=43,869円

 

 

投資期間10年の場合

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資産評価額164万、利益20万

コスト:初年度2,829円+(毎年2052円×10年)=23,349円

 

このように、年利回り3%で運用できれば、投資期間が長くなるほど管理コストの割合は低くなります。

 

じゃあ拠出額が5,000円だったら?投資期間10年の場合

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資産評価額68万、利益8万

コスト:初年度2,829円+(毎年2052円×10年)=23,349円

 

拠出額が少なくなるとコストの影響力が大きくなるけど、3%で運用できるなら利益がちゃんと出るね。

 

シミュレーションにも出ている通り、元本保証型商品でない場合、30%くらいの可能性で元本割れになる可能性があることはよく理解しておこう。

 

 

【重要】忘れてはいけない節税効果

定期預金など元本保証商品の場合は、管理コストを引くと元本割れするかもしれないけどやったほうが良い理由はこれ

iDeCoは拠出金額を所得控除できるので、拠出額×各自の所得税率が節税できます。

 

私の場合、1年間の節税額は28,800円でした。ということは、1年目でもトータルで見れば得しているということに!

 

この所得控除があるので、定期預金もiDeCoを利用してやったほうがお得になる可能性が高いです。

 

各自の所得額によって節税できる金額が異なるので、ぜひシミュレーションしてみてください。楽天証券のサイトが便利です。

 

基本的には拠出額が大きいほど、運用利回りが高いほど、iDeCoのメリットを享受できるんだけど、あまりに金額が大きくなると、最終的に受け取るときに落とし穴が待ち受けているよ・・・詳しくは続きをどうぞ

 

 

【重要】受取時に課税される

iDeCoは運用益には課税されないですが、受取時に課税されることは注意すべきポイント。

受け取り方によって課税額が異なります。

 

①一時金として一括で受け取る場合

一括で受け取る場合は、勤続20年以下の場合、40万円 × 勤続年数が非課税になります。

勤続20年超の場合は800万円 + 70万円 × (勤続年数 - 20年)です。

 

会社員、35歳、年収500万円、毎月の積立金額23,000円、積立期間25年、トータルリターン3%でシミュレーションすると、元本は690万円、運用益は約335.8万円、合計約1,025.8万円を受け取ることができます。

 

そして受け取り時の非課税額上限は、800万円 + 70万円 × (25 - 20年)=1,150万円ということで、非課税額内に入っているので1,025.8万円は課税されずにそのまま受け取ることができます。

 

ただし、これは、会社からもらえる退職金を除いた場合です。

 

例えば、上記の例で、退職金1,000万円をiDeCo受け取りの4年以内にもらう、または、退職金を55歳以降に受け取ってからiDeCoを75歳までに受け取る場合は、(1,025.8万+1,000万)-1,150万=875.8万円×0.5の約440万円に対しては課税されてしまいます

 

※実際は、退職金とiDeCoで勤続年数の数え方が異なります。

税務相談したところ、計算が非常に複雑なため具体的な数字を持って税務署に持参くださいとのことだったので、簡易的な計算をしています。

 

課税対象となる退職所得が440万円の場合、税率は20%となるため、約88万円支払うことになります。

 

例の場合は積み立て時に節税できる所得税・住民税の金額はトータルで138万円なので、それでもお得なことに変わりありません。

 

最終的に受け取るiDeCoの運用総額と退職金が多くなるほど、受け取り時に支払う税金は多くなるので注意しましょう。

 

②年金として受け取る場合

年金として受け取る場合は雑所得になるので、公的年金等控除が利用でき、受取金額からその控除額を差し引いた金額が課税対象となります。

 

公的年金の収入金額の合計などによって控除額が違うので、この金額が控除されるというのは明記できませんが、60万円から200万円が控除されます

 

会社に勤めていて厚生年金を受け取る場合は、満額控除というのは難しいので、一括受け取りにしたほうがいいかもしれません。

 

また、年金の受給額が増えるということは、所得税が増えるということなので、国民健康保険料が増えたり、医療費負担があまり減らなかったりします

 

一括で受け取る場合は、iDeCoを受け取って5年後から退職金を受け取れば、退職所得控除を別々に使える、と覚えておきましょう。

 

iDeCoは60歳まで拠出できるので、その時に思い出してね♪

 

 

また、①と②を組み合わせて受け取ることもできます

 

 

ふるさと納税の寄付限度額への影響

所得控除された額×所得税率分、納税金額が減るので、ふるさと納税の寄付限度額も減ります。寄付限度額をシミュレーションする際に、所得控除された額分を所得から引いておきましょう

 

 

まとめ

iDeCoには必ずかかる管理コストがあり、管理コストが低い金融機関を選ぶことが大事。

 

・管理コストは、拠出額が少ないほど、運用利回りが低いほど影響が大きくなる。

 

・元本保証商品は管理コストを差し引くと元本割れの可能性があるが、iDeCoは節税効果が高いので、やる価値がある。

 

iDeCoの運用資金が大きくなりすぎると、退職金と一緒に受け取った時に課税される。

リスク0の定期預金でも節税効果があってお得なので、ぜひすぐに始めましょう!

iDeCo開設おすすめの金融機関は 【SBI証券】 です。口座管理手数料が0円で、取り扱い商品が豊富です。

 

iDeCoを開設した後、ほったらかしはNG!こちらの記事を読んでみてね♪

iDeCoはスイッチングで利益確定できる!定期的に資産配分割合を変更してリバランス。

 

 

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初心者におすすめの投資本「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」要約

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投資の本ってたくさんあって、どれを読んだらいいかわからないよ~。

初心者でも読みやすい投資本が知りたい。

挫折せず最後まで読みたいな。

それなら、「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」という本がおすすめ!
これは大事だな、と思ったことを抜粋して紹介するよ♪

 

 

 

収入の何%を投資にまわすべき?

収入の50%を投資に回そう。投資を増やすだけでなく、控えめに暮らす方法も身に付く。

うちは共働きで平均貯蓄率50%以上!独身や1馬力の人には厳しい気はする・・・。

 

 

株式市場への投資の心得

① 株式市場は投資する有力な市場だが、激しく上昇・下降することも忘れずに

下がったらもっと買おう。(個別株ではなく株式インデックス投資の話)

 

暴落は起こるが、市場はいつもそれを乗り越えて上昇してきた。

 

③ 株式を所有することは成功に向けて頑張る企業の一部を所有すること。

 

④ 過去40年の平均利回りが約12%だったとしても、将来の利回りにその数字をそのまま使ってはいけない。

そこにはインフレ効果や配当の再投資効果などが含まれる。どの期間で平均をとるかによっても数字は大きく変わる。

 

⑤ 株式の売買において市場のタイミングをうまく捉えるには、買う時と売る時の2度成功する必要がある。

長期的に見て、勝てないゲーム。

 

 

なぜ市場でお金を失う人が多いのか

・市場でうまいタイミングをとらえられると思っている

・優れた個別株式の銘柄を見分けられると信じている

・勝てるファンドマネージャーを選べると信じている

 

 

機会損失を考えよう

現金2万ドルで車を買った場合、もしその2万ドルを8%の利回りの投資で運用していたら、1600ドルの利息を得られる。

 

つまり、車を買うことで2万1600ドルを失うことになる。

終身保険や学資保険なども機会損失考えないとな。

 

 

インデックス投資はやる気のない人のためのもの?

賢い人ほど、個別株やアクティブファンドの選択に頭を使えば、よりよい結果を手に入れられると考える。

現実は、そんなことはない。利益がでる銘柄を100%当て続ける人はいない。

 

インデックス投資の基本的な考え方は、個別の銘柄選びに成功する確率はとても小さいので、インデックスを構成するすべての株式を買うことで、よりよい結果が得られるというもの。

 

一流のファンドマネージャーの中でインデックスファンドに勝てるのはわずか1%

 

 

なぜインデックス投資に抵抗感を持つのか?

①賢い人にとって、ただ全部の銘柄を買うインデックスよりも、よい企業を見つけることのほうが容易で、よい成績も出せると考える。

 

ところが、そんな簡単ではない。

1960年代のGMゼネラルモーターズ)は市場を支配していたが、今では政府からの巨額の支援を得て生き延びている。

 

1990年代、賢い投資家たちはアップルが生き残れないほうに賭けていたが、今ではアップルは時価総額トップになっている。

 

 

②インデックスを買うことは、市場の「平均」利回りを受け入れることだが、この「平均」を誤解している。

実は、プロのファンドマネージャーよりも、インデックスの利回りのほうが上

 

 

③金融関係メディアに、約3年に渡ってインデックスを上回った個人投資家やプロの話が氾濫している。

ところが、その人々を雇った企業がその話のスポンサーになっていることがある

また、投資は長期戦である。

 

 

④投資コストの重さを軽視している。

運用成績は時によって変化するが、ファンドに支払うコストは常に発生している

この費用を複利で計算すれば長い間に驚くほどの損失を負わされていることになる。

 

 

⑤結果を早く出したい、興奮を得たい、自慢したい人がたくさんいる。

インデックス投資に興奮はないし、早くもない、特に自慢もできない。

しかし、とても大きな利益を得られる

 

 

⑥アドバイスや取引を売り込むために「どこよりもうまく運用できる」と信じ込ませようとする大きな力が働いている。

インデックス投資に人気が集まれば、ファンドやその関係者は手数料で儲けられない。

 

 

債券について

激しい価格変動を少し平たんにすることができ、若干の利益を得るとともにデフレをヘッジできる。

 

ポートフォリオに債券を組み入れる目的は、デフレヘッジ。

もしデフレ(物価の下落)が起こっていたら、企業に貸したお金が戻ってくるとき、そのお金で買えるものが増える。

 

債券を保有するならインデックスファンド。

 

 

資産を積み上げるポートフォリオ

収入があるときは、全米株式インデックスファンド。

資産を積み上げる段階では、株式100%の積極的な投資を行う

そしてそれを忘れる。

 

超長期で投資するなら全世界株式もよいかと思います。好みは人それぞれ。

 

長期間で見ると株式に勝る投資対象はない。

なぜなら、株式=事業の一部。

事業を発展させようと日々努力している人同士の競争の中で最高の投資実績が生み出される。

 

債券10~25%、株式75~90%のポートフォリオのほうが、株式100%よりも成績がよいという研究結果もあるが、定期的に投資構成を再配分するというやや複雑な作業が必要になる。

 

 

最も効率的な投資は、最もシンプル

複雑で手数料の高い投資は必要ない。

アドバイザーは、複雑で多額の手数料がかかる投資商品を勧めたほうが、シンプルかつ低コストで効率の良い商品を勧めるよりも儲かる。

 

 

その他のTIPS

・市場が下落したときにドルコスト平均法は役立つが、そうなる確率は23%以下。

基本的に米国市場は上がり続けている。

 

ドルコスト平均法を採用している時点で、市場を読もうとしている。

可能なら一括投資すべき。

 

 

・資産を持っていて「無料」に弱いことは、人食いザメに餌をやるようなものだ。

無料の裏にはリスクがある

 

 

・とある詐欺の事例
ある株式の今後の予想を500人に上がる・500人に下がると予想してDMを送る。

当たった500人にさらに別の株式について250人ずつ同じように送る・・・を繰り返して、最終的に当たり続けた15人になるころには、その人たちはDMの主を信じて、お金を預けてしまう。

 

これは本当に騙されそうで怖いですね!

 

 

・経済的自立は、年間の必要経費の25倍の資産を蓄えること。

つまり、経済的自立は、資産を増やすのと同時に、必要な経費をコントロールすること

 

経済的自立を達成したら、投資が生み出す利益を使って生活する。

 

あくまで私の基準で大事だと感じたことをピックアップしたので、読み手の状況によってもっといろんな役立つことが書かれていると思います!

 

 

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インデックス投資のおすすめ本!「お金は寝かせて増やしなさい」を紹介

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個人投資家にとっては個々の株式を売買したり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックスファンドを買ってじっと待っている方が遥かに良い結果を生む

これは、ウォール街のランダムウォーカー」という名著に書かれている言葉です。

これを実践した日本人投資家が書いた本があるんですよね!

その名も「お金は寝かせて増やしなさい」

え、何それ!?お金が寝て増えるなんて、楽して儲かるじゃないの!?怪しい・・・。

楽して儲かるわけではないけど、この本に書かれていることを堅実にやれば、長い時間をかけることでお金が増える可能性は高まります
どんなことが書かれているかポイントを紹介するね!

 

 

 

インデックス投資がおすすめな理由

世界中に分散したインデックスファンドに積立投資して長期保有することをインデックス投資という。

 

投資信託についてはこのブログでも紹介しているので、以下の記事などを見てみてください♪

life-is-comedy.hatenablog.com

 

1.手間がかからない

2.実は世界標準のスタンダードの投資方法

3.お金の基礎知識として日常生活に役立つ

 

投資信託からコストが低いインデックスファンドを選び、それを毎月積み立てて長期保有するだけ

 

 

重要!インデックス投資を始める前に

①家計の状況を把握する

家計簿をきっちりつける必要はなく、ざっくりとした1か月の生活費が把握できれば十分。

 

簡単な方法は、ある月に銀行口座に給料が入ってから、ちょうど1ヶ月後にそれがいくら残っているかを見る方法。

 

 

生活防衛資金を貯める

生活費の2年分。生活防衛資金を貯めながら投資をしても良い。

その場合は、リスク許容度が半減していると考えるべき。自分が思っているよりもずっと保守的に考える。

 

 

③自分のリスク許容度を知る

リスク許容度とは、投資家の許容できるリスクの範囲のことで、資産運用で発生する損失を1年間でどの程度受け入れられるかの度合いを言う。

 

 

自分のリスク許容度を知る方法

リスク許容度は個人で全く違うので自分で考えて把握するしかない

ここでは、考え方の例を挙げる。

 

①年間の貯蓄可能金額の範囲内

例えば年間50万円貯蓄できる家計であれば、最悪の事態として年間50万円までの損失であれば1年でリカバリーできるので、よしとするといった具合。

 

 

公的年金を運用するGPIFが負っているリスクの範囲内

公的年金の運用で負っているリスクの範囲内であれば、比較的安全なレベルではないかという考え方。

年金資金の運用は年間12.2%というリスクを取っている。

 

金融の世界では年間リスクの2倍の損失をみておけば最悪のケースに備えられる可能性が高いと考えることが多いので、リスクは年間24.5%となり、最悪で年間マイナス25%程度の損失を覚悟しておけば良いという考え方。(2017年出版時の数字)

 

 

③夜ぐっすり眠れるかどうか

あなたが夜ぐっすり眠れる資産配分になっていれば、あなた自身にとって最適だとする考え方。

 

私はリスク許容度について全然考えていなかったので、これからしっかり勉強して把握して、リスクから資産配分を考えます!

 

 

資産配分の肝は意外にも国内債券

株式クラスと債権クラスという値動きが違うアセットクラスを組み合わせることによって分散効果が働き、あまり期待リターンを下げずにリスクを効率的に下げることができる

 


★著者が債券クラスに外国債券を組み入れていない理由

一見魅力的に見える高金利の外貨は、長期的には通貨自体が安くなって金利差は相殺されてしまうという考え方がある。

この考え方に従うと、国際債券クラスの期待リターンは、結局国内債券の期待リターンと同じということになる。

それなのに為替リスクがあるため、リスクは高い。

 

 

 

 

債権のインデックスファンドはどれがいい?

2017年以降、日本の中央銀行はマイナス金利政策をとっているので、さらに金利が下がる方向よりも、金利が上がる方向に大きな余地があると考えられる

 

そこで、国内債券インデックスファンドに投資してしまうと、金利上昇局面で国内債券インデックスファンドの基準価格は下がることが運命づけられてしまうようなものなので、非常に買いにくい局面が続いている。

 

その場合、何がおすすめなのかはぜひ本を読んでみてくださいね♪

 

 

年に1回だけやった方がいいこと

運用していく中で崩れてきた資産配分を所定の比率に戻す作業(リバランス)。

資産配分が崩れたままだと、知らない内に過剰なリスクを取ってしまう恐れがある

 

具体的には、自分が決めた資産配分と比べて比率が大きくなりすぎた資産クラスのインデックスファンドを売って、比率が小さくなりすぎた資産クラスのインデックスファンドを買うという作業をする。

 

 

失敗しないインデックス投資の手順まとめ

1.家計の状況を把握する

2.生活防衛資金を貯める
  貯蓄しながら投資を始めてもOK

3.自分のリスク許容度を把握する

4.資産配分を決める

5.ネット証券の口座を開く

6.決めた投資商品に毎月1回積み立てて寝かせる

7.年に1回バランス

 

 

その他、これは!と思ったトピック

・証券会社選定ポイント

・ロボアドバイザーは?

・なぜ株式が右肩上がりに上昇してきたのか

・今後も起こる大暴落、その時どうする?

・どうしても売りたくなった時は

・著者の2004年からの投資経験

インデックス投資の出口戦略

 

リスク許容度や出口戦略、長期投資の実体験談がここまで書かれた本はなかなかありません。
資産形成をこれから考えている人は、ぜひ読んでみてください♪

 

 

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一般NISA・積立NISA・ジュニアNISAでお得に投資♪選び方や損する場合

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毎月20万円以上積立投資をしている、まにゃです🐈

NISAやiDeCoといった非課税制度をフル活用!

私の一般NISA・夫の積立NISA・子供のジュニアNISA、と3つのNISAを活用しています。

 

え、NISAってそんなに色々と種類があったの?って感じですよね。

そもそもNISAって何?って感じかもしれません。

 

NISAについてちゃんと知ることで、お得に投資ができます。

今回は、NISAの基本情報から選び方、損する場合まで簡単に解説するので、要チェックです!

 

 

 

 

 

NISAの基本情報

まずはNISAの基本情報について。

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。

 

なんとNISAを利用すると、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益(売却益&配当益)に対して税金がかからないんです。

とってもお得に投資できるので、使わない手はないです。

 

NISAには、

①積立NISA

②(一般)NISA 

③ジュニアNISA

の3つがあり、それぞれ年間の投資限度枠・非課税期間が異なります。

 

ジュニアNISAは未成年専用の口座になるので、まずは積立NISAと一般NISAから知ってみましょう。

 

ちなみに、1人につき積立NISAか一般NISAのどちらかしか選べません

(一般)NISAとしているのは、公式にはNISAという名称ですが、わかりやすくするために一般NISAと呼ぶことがあるからです。

 

注意

国内上場株式の配当金、ETFREITの分配金は、証券会社を通じて受け取る場合のみ非課税となるので、必ず「株式数比例配分方式」を選択しましょう!

また、NISA口座内で収益分配金の再投資を行う場合、その分の非課税投資枠が必要になります。
分配金は正確な金額を予想できないため、NISA口座は分配金再投資には向いていません

分配金を再投資したほうが利益は大きくなりますが、NISA口座(上記①~③全て)ではそれがやりにくいので、例えば高配当株の再投資を考えている人は普通の証券口座でやったほうがよさそうですね。

 

 

積立NISAの特徴

積立NISAは、毎年40万円の非課税投資枠が設定されており、金融商品からの配当や売買益が20年間非課税対象となります。

2042年まで投資可能で、2042年に投資したものはそこから20年間非課税となります。

 

対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した投資信託ETF(上場投資信託)に限定されており、投資初心者でも銘柄選定がしやすくなっています。

 

 

一般NISAの特徴 

一般NISAは非課税投資枠が毎年120万円と大きいですが、非課税対象期間は5年間と短くなります。

2023年まで投資可能で、2023年に投資したものはそこから5年間非課税となります。

 

対象商品は、上場株式、投資信託ETFREIT(不動産投資信託)など幅広いです。 

 

また、一般NISAは2024年に改正され新しい制度が始まり、実質的には2028年まで投資可能です。

 

 

どちらのNISAがいいのか?

さて、積立NISAと一般NISA、どちらを選べばよりお得に投資できるのでしょうか?

私は、投資信託の購入には積立NISAを活用しています(夫名義の口座)

 

なぜなら、投資信託は長期投資を前提としているため、非課税期間が長いほうがいいからです

投資信託についての記事はコチラをクリック

 

一方、5年以内に売却する予定で取引している個別株については、一般NISAを利用しています。(私名義の口座)

 

年間の非課税期間が満了したあとでも、NISA非課税投資枠で保有している金融商品を翌年のNISA非課税投資枠へ移すことで、再度5年間非課税で運用することが可能です(ロールオーバー)。

 

ですので、投資信託をある程度長期運用することも可能です。

この際、利益が出ていて評価額が120万円を超えていても、全額翌年のNISA非課税投資枠へ移管できます。

 

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出典:スゴい!投資運用の商品探し

 

2019年以降に一般NISAで投資した分は本来なら制度終了に伴いロールオーバーできませんでしたが、2024年に制度が改正され新NISAが始まることになり、新NISAへのロールオーバーができるようです。

 

ただし、その際は「時価」でロールオーバーされることになる予定のようです。詳細はまだ決まっていません

 

投資信託に長期投資をすることを前提にした場合、ロールオーバーが「時価」なのか「取得価格」なのか、今後も一般NISA制度が改正されて期間が延長されるか、といった条件により、積立NISAか一般NISAどちらが良いのか変わってくるので、コレという答えはありません

 

ひとまず、投資資金が年間40万円程度なら積立NISA一択でよいかと。

 

 

積立NISA投資枠40万円はあなどれない

積立NISAは年間投資上限年40万円、つまり月3万円程度の積み立て投資です。

それでも、トータルリターン5%で20年間運用したら、以下のような結果になります。 

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 出典:金融庁 資産運用シミュレーション

 

元本は720万円で、運用収益は513.1万円、トータル1233.1万円です。

積み立ての力、恐るべしですね!

 

 

ジュニアNISAの特徴 

うちは子供がいるので、積立NISA以外にも、ジュニアNISAを活用しています。

0歳の子供でも、証券口座を作れるんですよ!

 

ジュニアNISAは2023年で終了する制度で、非課税投資枠は毎年80万円で、非課税期間は5年(20歳※までロールオーバー可能)です

※2022年4月から成人年齢が18歳になるので、18歳まで

 

ジュニアNISAは元々、引き出すときに条件があったのですが、2024年以降は自由に引き出せるようになり、使い勝手がよくなりました

 

せっかく投資をするのでしたら、これらの制度を活用してみましょう。

 

超お得なジュニアNISA

2023年の制度終了時点で20歳※になっていない人は、2024年以降の各年において非課税期間(5年間)の終了した金融商品を継続管理勘定に移管できます。

 

継続管理勘定では20歳になるまで(1月1日時点で20歳※である年の前年12月31日まで) 、金融商品を非課税で保有し続けることができます

 

なお、ロールオーバー可能な金額に上限はなく時価が80万円を超過している場合も、そのすべてを継続管理勘定に移すことができます。

 

つまり、2023年までに購入した金融商品は実質子供が20歳になるまで非課税で運用し続けられるということ!


一般NISAと違って、2024年以降の投資可能枠を使ってロールオーバーするわけではないのでとてもお得♪

※2022年4月から成人年齢が18歳になるので、18歳まで

 

 

【注意】NISAで損をする場合

NISA口座のほかに、特定口座(一般的な証券口座)でも投資をしていて、その口座では100万円の利益が出ていて、NISA口座では100万円の損失が出ている場合、トータルでは利益0円ですが、合算することができません

 

結果として、特定口座のほうの利益100万円に課税されて、約20万円を払うことになってしまいます。

 

また、損失の繰り越しもできないため(通常は3年繰り越せる)、損をしたらそれっきりです。

NISA口座で運用するのは、低リスクの資産のほうがいいです。

 

 

NISA口座の開設方法 

NISA口座の開設の仕方は、普通の証券口座とほぼ変わらず、証券会社に必要書類を提出するだけです。インターネットで申し込み可能です。

 

口座開設は、SBI証券楽天証券がおすすめです。手数料が安い・取り扱い商品が多い・クレジットカード決済ができます。私はどちらも利用しています。

 

NISAをうまく活用して、お得に投資しちゃいましょう。

 

以上、この記事がお役に立てば嬉しいです!

 

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学資保険はいらない?返戻率122%の学資保険と投資信託を比較して途中解約。

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お金の勉強大好きな、まにゃです🐈

教育費を貯めるには「学資保険」

そう思って、何の疑問も持たず、学資保険に加入しました。

返戻率は約122%。銀行預金より断然いい!

 

でも最近、リベラルアーツ大学の両学長が「学資保険とか貯蓄性の保険はいらない。解約すべき。」と話していました。

そこで、本当に学資保険はいらないのか検証してみることに。

 

結果、私は返戻率122%の学資保険と投資信託を比較して途中解約しました

 

これから学資保険への加入を検討している人も、途中解約すべきか悩んでいる人も必見です。

 

ちなみに、私は解約返戻金のうち100万円を投資に回すことで、たった8カ月で11万円の現金を手に入れました!

 

詳しくはこちらの記事へ。

不動産投資のクラウドファンディングとは?年利10%超え!【実践ブログ】

 

 

 

 

私が加入している学資保険の情報

私が加入している学資保険は以下のような内容です。

 

・2017年3月に契約

・21歳満期(満了2038年)

・払込期間10年

・年払い246,955円

・払い込み総額は2,469,550円

2034年から毎年4年間、75万円、合計300万円受け取れる (返戻率121.5%)

 

普通預金に預けたり、増えるかどうかわからない株式投資にあてるよりはいいと思って学資保険に加入しました

 

途中解約した場合の解約返戻金は5年経過時点で約128万円。

支払額は1,234,775円なのでちょっと増えている。

 

さあ、この学資保険は本当にいらないのか?学資保険とインデックス投資信託を比較してみます!

 

なぜインデックス投資

投資信託には以下の2種類があります。

①インデックスファンド 
日経平均株価やTOPIXといった指数に連動する成果を目指す。

②アクティブファンド
指数を上回る、または指数に捉われずにリターンの獲得を目指す。

長期投資では、①のほうが②よりも高い成果を上げています。
また、保有するのにかかるコストが①のほうが安いです。

 

インデックスファンドの平均利回りを知る

以下の表は、インデックスファンドが連動する株価指数の過去データをもとに、それぞれのアセットクラスファンドを20年間つみたてNISAで積立投資した場合、どれだけの平均利回りとなったかを算出した結果です。

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出典:ちばぎんブログ

私はNISA枠はすでに投資しているので、税引き後平均利回りを参考値に使用することにしました。

 

また、人口減少で衰退する可能性が高い日本より、米国・世界株式への投資を基本としていますが、

 

  ①米国株式はすでに高い割合で保有している

  ②長期で積み立てるなら、アメリカがどうなるかわからない

 

ということで、全世界株式の平均利回り約3%を使用してシミュレーションしていきます

 

リーマンショックも含まれていますが、利回り3%あるんですね!

 

 

最初からインデックス投資に資金を回していた場合

以下のような条件でシミュレーションします。

 

・積立金額年246,955円=月額約2万円
・利回り3%
・運用期間10年
・その後11年は積立せずに保有し続けた場合

アセットマネジメントONE資産運用かんたんシミュレーションを利用しました!

 

①最初の10年の運用成果

初期投資0円、毎月の積立額2万円、利回り3%

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この時点でもうすぐ300万円に届きそうですね!

 

②その後11年間投資信託保有し続けた場合

学資保険の払い込みは10年=10年間は積立投資、その後子供が21歳になるまでの11年間は積み立てずに保有する。

 

初期投資額279万(①の試算額)、毎月の積立0円、利回り3%、11年間

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最初からインデックス投資をしていた場合、学資保険よりも約90万円多くなるという結果に

 

 

学資保険を中途解約して投資信託に変えた場合

払込期間10年のうち5年払い込み終わっていますが、今から学資保険を投資信託に変えた場合はどうなるでしょう?

 

①毎月積立をする残り5年間の運用成果

初期投資額=5年経過時点の解約返戻金128.32万円、毎月の積立2万円、積立期間5年、利回り3%

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②その後、11年間投資信託保有し続けた場合

子供が21歳になるまでの11年間は積立せずに保有する。

 

初期投資額278万(①の試算額)、毎月の積立0円、利回り3%、11年間

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税引き後平均利回りを使用しているので、約20%の課税も考慮されています

最初から投資信託を始めていた場合とあまり変わらず、学資保険よりも約90万円多くなる結果に。

 

 

 

 

学資保険に対する、投資信託のデメリットは?

学資保険のデメリットは投資信託ほどのリターンが得られないということです。

それに対して、投資信託のデメリットは以下のようなものがあります。

 

 

①死亡時の保障はない

学資保険であれば、もし契約者が死亡して掛け金を払えなくなっても、満期で受け取る予定額を受け取れます。

 

一方、投資信託の場合は、死亡してしまったらそれ以上投資資金を増やすことはできません。

 

私の場合は、死亡した場合は「生命保険」と「収入保障保険」でカバーできるようにしています。

資金効率面で見ると、「掛け捨ての生命保険」でカバーできるようにするのがいいと思います。

 

私はお金の勉強をしていない時にとりあえず「終身保険」に入ったんですが、それでは保険金が十分ではなく、結果として「収入保障保険」を追加することになりました。

 

終身保険も解約するかどうか、近々検討します!

 

掛け捨てがもったいないから学資保険とか貯蓄性の保険を選ぶ気持ちはよくわかります。私がそうだったから。

でも、本当に死んだら、その保障じゃ足りないって気づいた

 

 

②本当に利回り3%で運用できるのかわからない

全世界を投資先とした場合、今後も世界の人口は増え、経済が発展していくことが予想されるため、おそらく大丈夫と思っています。

 

また、過去の実績では、20年長期積立投資をした人は全員運用益が出ているという結果が出ています。

 

もちろん、元本を割り込むリスクというのはゼロではありません

 

③満了時に株価が好調かわからない

基本的には株価は右肩上がりとしても、リーマンショックのような暴落が来て、お金が必要な時(2038年)に株価が下がっている可能性はあります。

 

うちの場合は2038年に必ずこの投資資金を現金化して大学学費に充てないといけないという家計状況にはならないと予想しています。

なので、市場が回復するタイミングを待って現金化すればいいと思っています。

 

過去の株価を見ると、市場は暴落しても10年くらいすれば回復する可能性が高いです。

 

ということで、うちは中途解約することに決定!

解約して自分の特定口座(NISAじゃない通常の証券口座)で全世界株式のインデックス投資をします。

 

積立投資にしようと思ったんですが、すでに800万円くらい投資しているので、リスク分散のため不動産クラウドファンディング等に投資しました。

 

結果、学資保険を解約して3か月で確定利益が+13万円になりました

 

結果はこちらの記事へ。

不動産投資のクラウドファンディングとは?年利10%超え!【実践ブログ】

 

 

学資保険に加入したままでいい場合

学資保険に加入したほうがいい、途中解約しないほうがいい、というのは以下のような場合です。

 

投資信託の利回りよりも、学資保険の返戻率が高い

今回私がやってみたようなシミュレーションをしてみた結果、投資信託の利回りよりも返戻率が高くなるのであれば、そのままのほうがいいです。

 

②大学の教育資金を準備するためのお金と決まっている

約20年後に必ず引き出すことが決まっているのであれば、リスクを取らずに学資保険のままでもありかも。

少なくとも、定期預金に預けるよりはいい返戻率だと思います。

 

ここは、個人のリスク許容度と投資に対する考え方次第なので、自分で判断するしかありません。

 

結局、リスクを取った分、リターンが大きくなります。

でも、うまくいかなければリターンは小さくなります。

 

インデックス投資をよくわかっていない

よくわかっていないのに投資をするのは危険。

理解していなければ、リスクに対する備えもできません。

 

現在は、学資保険の返戻率が軒並み低くなっているようなので、これから学資保険の加入を検討している人は、国債などとも比較してみるといいかもしれません

 

 

【要注意】学資保険受け取り時の税金

学資保険を検討する際は、受け取り時にかかる税金のことも考慮しましょう!

 

満期保険金の受け取り方による課税のされ方の違い

満期保険金の受け取り方は以下の2パターンあり、課税のされ方が違います。

 

①一括で受け取る場合

税法上「一時所得」という扱いになり、支払保険料総額よりも50万円(特別控除額)を超えて増えていたら、税金がかかる可能性があります

 

また、仮に50万円を超えて一時所得が発生した場合でも、課税の対象になるのはその金額の2分の1です。

 

 

②毎年祝い金を受け取る場合

例えば、私が加入している学資保険のように、大学に入ってから4年間、毎年75万円を受け取った場合、税法上は「雑所得」に分類されます。

 

雑所得には一時所得のような特別控除額50万円がありません。

 

雑所得の計算式(学資保険)

学資年金の年額  -{学資年金年額  ×(払込保険料総額÷総支給見込額)}

学資年金年額75万円、支払保険料総額2,469,550円、総支給見込額300万円の場合の雑所得は、75-{ 75 ×(247÷300)}=約13万円。これに課税されることになります。

 

でも、会社員の場合は給与所得と退職所得以外の所得の金額が20万円までは非課税となるので、これの他に所得がなければ非課税になります。

 

一方、自営業者にはこの非課税枠がないので、13万円全額に課税されることになります。

 

 

おわりに

今回、NISAを利用しない場合の利回りでシミュレーションしました。

積立NISAを利用した場合はもっと利回りがよくなりますので、ぜひ学資保険を始める前、もしくは、始めた後でも検討してみてくださいね。

 

この記事がお役に立てば嬉しいです!

 

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